パラリンピックの注目選手(軽量級) | 柔道が足りてない!

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昨今、柔道人口の減少が深刻みたいなので、皆様にちょっとでも興味を持って頂けるような柔道ネタなど書いて行ければと存じます。

気付いたらパラリンピックの開幕が迫って参りましたので、出場選手についてピックアップしてみたいと思います。

 

オリンピックの注目選手紹介の際には日本人選手を割愛しましたが、パラリンピックの日本代表はメディアへの露出度がそれほど高く無いと思われるので、今回は敢えて日本人選手メインです。

 

 

2021年8月27日(金)

◆48kg級
半谷 静香(はんがい しずか)選手


右組みで、左右の一本背負投を軸に攻める柔道です。
ロンドン52kg級で7位、リオ48kg級で5位に入っており、今回悲願のメダル獲得が期待されます。

 

 

 

サンドリーヌ アウリエレス マルティネ選手(フランス)

アテネ、北京で銀メダル、リオで金メダルを取っており、今回連覇を狙っています。

左右どちらでも組むことが出来、両方向への背負投を軸に多彩な技を持っています。



◆60kg級
平井 孝明(ひらい たかあき)選手

ロンドンで5位。
左組みで、左右の背負投、巴投、寝技を得意としています。
寝技強化のためブラジリアン柔術もやっているとの事で、巴投から寝技の必勝パターンに期待したいです。


アレックス ボロガ選手(ルーマニア)
リオで銅メダルを取っている実力者。

右組みですが、左の一本背負投の他、横分などの捨て身技も得意としています。



◆52kg級
藤原 由衣(ふじわら ゆい)選手

右組み。内股、大内刈、大外刈が得意技です。
石井亜弧選手との熾烈な代表争いを制して、初出場を決めました。


インナ チェルニアク選手(ウクライナ)

リオ57kg級の金メダリスト。

左組みで、大内刈や小外刈などの足技が巧みです。

サンボの大会でも優勝経験があるとの事なので、寝技の技術も高そうです。


◆66kg級
瀬戸 勇次郎(せと ゆうじろう)選手

パラ3連覇を含む5大会連続メダルの実績を持つレジェンド藤本選手との熾烈な代表争いを勝ち抜いた期待の若手です。

右組み。得意技は背負投。また、大内刈などの足技も巧みです。

 

 

ナミグ アバスリ選手(アゼルバイジャン)

若い選手ですが、近年安定して上位入賞を果たしている強豪。

右組みで長身ですが、肩車で低く潜り込んできます。