コミック界のレジェンド永井豪の原案をもとにロスを拠点に活動する光武蔵人が描くディストピア・ヒロイン・アクションです。
隕石の襲来によって地球の大半が滅亡、
唯一残った関東平野は独裁者の支配下となり、
生存者は独裁者の圧政と、アノロックと呼ばれる感染によってモンスター化した者たちにおびえて暮らしていました。
人々を救うため任侠一家の血を継ぐ緋色牡丹は人類最後の守護者・唐獅子仮面に変身して戦いを挑みます。
低予算ながら永井豪のアクション、ギャグ、エロス、バイオレンスに満ちた世界観をリスペクトした作品に仕上がっています。
舞台挨拶で「デビルマン」の実写版リメイクが夢と語っていただけのことはあると感じました。
ヒロインを演じるトリ・グリフィスも体を張った熱演でキュートな魅力を発揮しています。
「デビルマン」、「キューティハニー」だけでなく「けっこう仮面」も大好きという人や、
「ヘルドライバー」、「片腕マシンガール」、スシタイフーン系作品が大好きという人には、
特にお勧めの作品です。
