Imdbによると約75万ドルの製作費で、
全世界興収が4億5千万ドルに迫る大ヒットホラーとなっているようです。
主な登場人物は4人と少なめですが、
次第にエスカレートしていく恐怖に目が離せない仕上がりになっていました。

内気で冴えないベア(マイケル・ジョンストン)、
いつもつるんでいるのはイアン(クーパー・トムリンソン)、ニッキー(インディ・ナヴァレッテ)、サラ(メーガン・ローレス)の3人です。
ベアは、ニッキーのことが好きで、
イアンに手伝ってもらい告白のリハーサルまでします。
しかし、いざとなると弱気になってしまい言い出すことができません。

思い余ったベアは、
ニッキーのプレゼント用にオカルトショップで買った「願いの柳」というアイテムに
ニッキーが自分を好きになるよう願いをかけてしまいます。
その途端、家に入りかけていたニッキーが戻ってきて迫り始めました。
小心なベアは、ニッキーの豹変ぶりに怖気づきますが、
ニッキーは何を言われても聞き入れず、
無理矢理ベアの部屋に押しかけて、そのまま居ついてしまいます。
何もないときはベタベタなカップルですが、
なにか支障があるとニッキーは大声で怒鳴り始めたりします。

ベアは、明らかに様子のおかしいニッキーを不気味に思う一方、
憧れの子に惚れられて嬉しい気持ちもあるようです。
マイケル・ジョンストンは、
心優しくも気弱で優柔不断な主人公ベアの入り組んだ心理状態をなかなか上手く表現していました。
ニッキーの行動はエスカレートする一方で、
インディ・ナヴァレッテはなかなか美人ですが、
不気味な変顔をしたまま演技したり
体を張って振り切った演技を披露していて、
これからの活躍が期待されます。

うかつな願いが恐怖を呼ぶ作品というと、
ウェス・クレイヴンが製作した「ウィッシュマスター」(1997)や
怪奇小説の古典「猿の手」が思い出されますが、
救いの無さでは本作が一番かもしれません。
ラストまで引き込まれました。
