まもなく、ボブ・ディランの映画「名もなき者」が上映されます。
若きディラン役を演じるティモシー・シャラメの演技と歌が凄いらしい。
観にいかなくては^^
という訳ではないのですが、休みの日にビートルズ関連の映画を観ました、
2019年のイギリス映画。
ジャンルはロマンチック・ミュージカル・コメディーといったところか^^
この後ネタバレも含みますので、ご注意くださいませ。
イギリスの田舎に住む、売れないシンガー・ソングライター、ジャックが
主人公。
ある日世界的な停電が起き、夜に自転車で走っていたジャックは事故る。
快復後、心配した友人達に何か歌ってくれと言われ、ビートルズの「Yesterday」を
ギターの弾き語りで歌う。
友人達は「良い歌だ」「魅力的なメロディーだ」と言って褒める。
ジャックは「は?ビートルズの名曲だっちゅうの」とあきれる。
ところが、やがてジャックは停電後の世界はビートルズが存在しないことに
気づく。
ジャックはビートルズの曲を自分の曲として歌い、注目されるようになる。
ある時、彼の曲を気に入ったエド・シーランが彼に会いにくる。
(なんとご本人登場です!)
エド・シーランのロシアでのコンサートで前座を依頼される。
そこで歌ったは「Back in the USSR」。これも大ウケ。
エド・シーランはジャックと曲作りの対決を迫り、短時間で佳い曲を作れるか
競う。
ジャックは「Long and Winding Road」を披露。
エドはあっさり負けを認める^^;
と、ビートルズの曲を味方に当たりまえのように世界的スターになっていく。
ビートルが存在しない世界なのでネットで検索しても「Beatles」や曲名が
ヒットしない。ジャックは歌詞を思い出すのに苦労する。
特に「Eleanor Rigby」の歌詞に苦戦する。
など色々ありまして、最後はこうなるんじゃないかという予想に近いかたちで
エンディングをむかえる。
ま、全編ビートルズの曲が流れるので、それだけでも楽しめる^^
肩の凝らない映画で、それなりに楽しめます。
が、やはりビートルズの曲は彼ら自身が演奏し歌ってこそ作品が輝くという
ことに気づかされた^^