本日もいろいろやあることがあったのですが、午後から時間が空いて天気もそこそこよかったので、三笠市の「三笠鉄道記念館」にPCXの慣らしも兼ねてツーリングに行ってきました。
三笠市はかつての炭鉱の町で一時期は結構栄えていましたが、現在は寂しい街になっています。
とは言っても、三笠市の中心地にはツルハもあり夕張ほど廃れているわけではありません。
三笠市鉄道記念館は、三笠の外れの幌内という地区にあります。
その地区の一番奥には、旧北炭幌内炭鉱の跡があります。
札幌から下道で約1時間半で到着です。
駐車場はバイク専用の場所がないので、車と同じ場所に停めます。
到着した時にちょうど蒸気機関車が戻ってきたところでした。
駐車場の横には、国鉄色の車両が展示されています。
案内図。
まずこの記念館に入ってみます。有料です。
当時の幌内鉄道やかつてあった駅に関するものの展示がされています。
懐かしい特急名です。
そういえば昔は特急に食堂車がありましたね。
模型ではこんな感じ。
2階には結構大きなジオラマがありました。
この電車でGOのゲームのようなもので操作することができるようです。(有料)
別の場所には大掛かりなプラレールもありました。
一通り回って売店に行くと鉄道関係のお土産が売っていました。
ここにも初音ミクが。
どうやら道内の人が集まる施設では、初音ミクからは逃れられないようです。
記念館を出て外を回ってみます。
昼だけやっている客車を利用した食堂がありました。
先ほどの蒸気機関車はここから乗ることができるようです。
しばらくするとちょうど蒸気機関車が戻ってきました。
ガレージが見えたので行ってみます。
何両かの車両の展示があり運転席にも入れました。
まずこの気動車。
運転席。
運転席の後ろ側。
蒸気機関車もあったので中に入ってみます。
中央下の赤い扉の中に石炭を入れるようです。
運転席。
超アナログです。
再び外にでます。
外にも車両が展示されています。
道の中にある小さな線路は、ミニSLの線路だそうです。
施設側から見た駐車場。
この場所は鉄道ファンにとっては見所がある場所かと思いますが、車両の保存状態が良くなく結構塗装が剝がれてボロボロになった状態で展示されているものが多かったですね。
以前紹介した「道の駅 あびら D51ステーション」に保尊されていた蒸気機関車とは雲泥の差です。あびらの方はピカピカに磨かれて保存されていました。
とはいえ、鉄道好きの人は楽しめるのはもちろん、子供用の乗り物もあったので、家族連れにはいいかもしれません。
鉄オタのライダーにもオススメです。
帰りがけに気になったものがあったので写真に撮りました。
廃住宅です。
コンパネで窓が塞がれています。
かつて炭鉱関係者が住んでいたのでしょうか?
旧炭鉱町は、このような廃墟が多く歴史の虚しさを感じます。
現在日本で唯一採炭している釧路のコールマイン(旧太平洋炭鉱)も長く続いてほしいと思いました。