東京は今年一番の冷え込みとなった(多分)、雪の降る2009年の雛祭り。

気が付けば3月で、久し振りの大断酒期間まであと僅か。

低気圧に不安を抱えつつ、青山某所へ。

なお、写真はまたもCharさんのところ からパク拝借した。



□Andre Beaufort / Champagne Grand Cru Demi-Sec Millesime 1985


  thiNk alOud

久しく飲んでいない、やや甘口のchampagne。

香はリキュール主体で、最初は黒糖梅酒のニュアンスを強く感じた。

確かに甘いは甘いのだが、上品な甘さで柔らかさがあるので、素直に美味しいと思う。

冬に飲むchampagneとしては全然OK。

その後香も変化し、熟成してリキュールっぽさの出た赤に通じるものを感じた。

というか、ブラインドで熟成した赤と言われたら信じたかもしれない。



□Ramonet / Chassagne-Montrachet 1er "les Ruchottes" 1997


  thiNk alOud

アンドレ繋がりでラモネ(嘘)。

ラモネの97は一昨年くらいから既に全開に近いくらい開いていたので、

リュショットと言えども全然飲めるでしょ、と思っていた。


色はやや濃い目のゴールド。でも結構97は濃い色のものが多いので、別段問題はないと思う。

香はやや大人しく、エステル主体。

この段階で、開いているラモネにみられる白い花主体の、しかし強烈な香は上がってこない。

最初は当日搬入の影響もあってか、やや味わいもばらばらの感があった。

しかしミネラルに閉ざされた果実はしっかりあるし、複雑味もある。


これは時間が経つと開くな、という判断通り、時間が経つごとによくなったと思う。

しかし最後まで、ラモネのリュショット97としては大人しい印象だった。



□Ramonet / Chassagne-Montrachet 1er "les Verges" 1992


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ラモネ1級の中では早く熟成することで知られるヴェルジェ。

ピークアウトの可能性を懸念していたけれど、香は至って健全。

熟成した白…というよりは熟成したchampagneに近い。

甘い花の香の他、マロンが結構しっかりしていて、熟成ドンペリにも通じる。


が、味わいはちょっと不安定で、最初はかなり薄めだった。

定温劣化なのか、熟成による果実味の落ちなのか、と再度心配もしたが、そういうことではなさそう。

こちらも少しずつ開いたが、味わいが開くと香が落ちてみたり、なかなか難しいワインだった。

個人的には、未だ残るタンニンの強さも気になった。この辺が畑の限界かな、と思う。

最後の30分はこのバランスがかみ合い、かなり良くなったように思う。

ただ92の白に期待する開けっぴろげな美味さというのは見られないし、

こちらもややラモネらしさには欠けるか。



□Leflaive / Puligny Montrachet 1er "les Combettes" 1989


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白にとっては素晴らしい年ながら、未だ固い印象のある89にして、これは素晴らしかった。

最初は温度の低さもあって、やや閉じこもった印象があったが、温度が上がるにつれて

見事にルフレーヴらしさを発揮してくれた。

凝縮した果実味とミネラルがあり、コンベットらしい厚みもある。

そしてビオ前にも関わらず(笑)、ルフレーヴの特徴として認知されているガソリンのニュアンスも。



ラモネ2本は、白ワインとして飲むなら、それなりに(というか、かなり)美味しい白だったのだけれど

やはり「らしさ」という点では期待には及ばなかった。

その点でルフレーヴは本当にルフレーヴらしく、ブラインドでも当てられるほどルフレーヴだった。

これはもう、素晴らしいという他ない。


しかしこれだけの白が集まる会もあまりないだろうし、白の美味しさ・難しさ、それゆえの魅力を再確認できて大満足の一夜だった。

第三回も是非! …あ、復帰後にして下さいね(^^;

次もどの白にしようかなー♪



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本日は珍しく、ゲストを迎えての自宅ワイン。

が、花粉なのか風邪なのか、体調がイマイチ。

この人と飲む時はいつもこうだ(;´Д`)






いつもはブルゴーニュな会なのだけれど、この日はちょっと趣向を変えて、

カリフォルニアを代表する造り手の白&赤を中心に。

若輩かつ浅学ゆえにボル&ブルしかほぼ知らない僕にとって、とても貴重で面白い経験だった。



□Moet et Chamdon / Cuvee Dom Perignon 1993

  
  
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メジャーとかマイナーとか、メゾンとかドメーヌとか、NMとRMとか、そんなものは結局のところ全部「肩書き」に過ぎない。

誰かが付けたカテゴリでしかない。

その区分を通してワインを見れば、何か本質が見得るのか?

カテゴライズという行為は、本来的には角度を変えて(定めて)本質を見え易くするためにするものだ。

僕はワインを学問的に追及したい訳じゃない。


熟成したドンペリは美味い。

まったりした栗のニュアンスと口当たりの滑らかさ。

93にしてはやや濃い色調と、香の端に染みのように感じるヒネ香が万全でないコンディションを感じさせるけれど

飲み込んでいる人でなければ気付かないレベル。

らしさはよく出ている。



□Kistler / Hyde Vineyard Chardonnay 1998


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香はシャサーニュっぽさを感じる、低めのトーンながらミネラリーなもの。

しかし味わいはかなりパワフル。

天真爛漫で豊満だが、やや酸の切れが足りない。

味わいの印象はどうしても樽が強いので、良くも悪くもコッポラの白に近く感じてしまう。

その所為で、飲み進めるとややダレを感じる。

もちろんとても高いレベルでの話ではあるけれど、平行して飲んだマーカッシンとの差は正直感じた。



□Marcassin / Lorenzo Vineyard Chardonnay 1996


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こちらはキスラーより2年年上ながら、より薄い色調。

香はパッションフルーツ、ライチ系が主体ながら、タイプは似ている。

が、飲むとそのレベルは1つも2つも上。

内側から発散されるエネルギーが、香味の要素となる粒を内側からパンパンに張っている、そんな感じ。

エネルギッシュでフレッシュ。ある種の緊張感を持ったワイン。

ほんと、美味しい。



で、赤。


■Kistler / Kistler Vineyard Cabernet Sauvignon 1987


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白がかなりのダイナマイツだったので、こちらもそんな感じ…つまりジャミー!な感じかと思いきや

しっとりエレガントにまとまった、美味しいワインだった。若い内は知らないけれど、予想外の綺麗さに驚き。

タンニンがしっかり溶け込んでいて、舌触りは極めて密。

個人的にはハーブのニュアンスも好ましく感じたのだけれど、メンバーには苦手な人もいたようだ。

ま、ワインは好みだから。。。

兎に角綺麗なワインで、個人的には好きだった1本。



■Chateau Cos d’Estournel 1994 (St-Estephe)


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僕がボルドーに傾倒していたころ、一番好きだったのがコス。

というかコスでボルドーを好きになって、モンローズでサンテステフ好きを確信して

あとはフェラン・セギュールとか飲んでたなぁ…(笑)


久し振りに飲むコスはやっぱり美味しくて、重いトーンのベリーにインク感がありながら、しっとりと流れる。

どことなくスパイシーでありながら、高貴。この辺がコスだ。

その場ではコスの方がかなり評価が高かったようにも思うけれど、

僕としては甲乙付け難い美味しさだった。




で、終電を諦めて(笑)『Elevage 』@西麻布へ…

 
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旧ラベルなんて初めて見たよ。。。

次回のここのワイン会用アイテムらしい。はー。


なもんを見ながら、ワイン談義に花を咲かせつつ(?)B・モレの90シャサーニュ赤など頂いたり。

こちらもすっかり飲み頃で非常に美味しかった。

おまけで99シャサーニュ・シェヌボット白もくれた吉田さん、何時もありがとうございますm(_ _)m



そして参加者の皆様、特に超貴重なワインを4本も供出して下さったCharさん、何時もながらありがとうございました。






忙しくてゆっくり家では飲めない、でも飲みたい!

そんな時に便利なのがデミ(ハーフ)ボトル。

って、語るほど持ってないんだけど、、、。


今回は2年ほど前に飲んだ 、ラヴノーのモンテ・ド・トネル97をリベンジ。



□Raveneau / Chablis 1er "Montee de Tonnerre" 1997


  thiNk alOud


2年前に飲んだときはほんとに固かったなぁ…。

でも2年経ったし、デミだし、飲み頃には入っているだろう、という期待を込めて。


色はやや色付き始めたゴールド、というか花梨色。

香もすっと立ち上ってくる。

レモン、レモンピール、完熟したりんご、日本のみかん、蜂蜜、エステル香。

味わいも多層的で、極めて上品である…逆にいうと少し特徴に欠ける。

ラヴノーは最早シャブリとカテゴライズするには疑問を感じる程の特徴が全面に出ていることが多い気がするけれど、

これは極めて上品で上質なシャブリ、という枠に入る。

文句なしに、素直に美味しい。


蜂蜜の甘さに、カチッとした硬質なミネラル。火打石の鼻にツンとくるニュアンス。

その裏にあるフレッシュなクリーム。


小一時間経過でまたエステルが強くなるとともに、味わいも力強さを増した。

今でも十分美味しいのだけれど、真の飲み頃はまだまだ遠いんだろうなぁ…。


97のラヴノー、最近少し買い足したのだけれど(フルボトル)、飲むのは当分先になるかも汗

ワインの飲み頃というのはほんとに難しい。