堤 未果「沈みゆく大国 アメリカ」(集英社新書・720円+税) | 野球少年のひとりごと

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本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

孫娘たち(中学1年の双子の)の通う中学は、一昨日の授業参観の振り替えで今日は休み。いちおう部屋で期末テストの準備をしている筈が、しょっちゅう出てきては猫たち(メラ、ロク、グレイの生後1歳3カ月半の、わが家にやって来て1年の雄の兄弟。他に、同じく6月で16歳になった先住猫チビ=小型の雌がいる)の相手をしている。母親(私の娘)が女房と一緒に車で出かけた(昨日の大阪合唱祭で大阪狭山まで車に乗せていってもらったお礼に、シャンパンといつも野菜をいただくTさんにもらった玉葱20個を届けた)間はほぼ勉強を放置し猫たちと遊んでいる。ときどきは私のいる書斎にも顔を出す。まあ、先は長いし(中高6年も)うまく息継ぎをしながらやり過ごして貰いたいと考える。猫たちのことは、女房のブログ「コーラスガールのひとりごと」でご確認ください。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開封すると、堤 未果「沈みゆく大国 アメリカ」(集英社新書・720円+税)、「沈みゆく大国 アメリカ(逃げ切れ!日本の医療)」(集英社新書・740円+税)の2冊が現われる。読了の、堤 未果×湯浅 誠「正社員が没落する(「貧困スパイラル」を止める!)」(角川oneテーマ21・724円+税)もたいへん刺激的で一読の価値があると思うが、これら2冊もそういう意味では楽しみである。

 

「沈みゆく大国 アメリカ」 大反響緊急重版! アメリカ医療大崩壊 次は日本だ!

 鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「1粒10万円の薬」「自殺率1位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらはフィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「1%の超・富裕層(スーパー・リッチ)」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった!

 推薦! 横倉義武氏(日本医師会長)「アメリカ型の至上主義導入の動き、恐ろしさに警鐘を鳴らす貴重な一冊。」/鎌田 実氏(医師・作家)「米国のハゲタカが襲ってくる。日本の命やシステムや経済を守るヒントがこの中にある。すごい本だ。」/落合恵子氏(作家)「救いを求める崖っぷちの声が聞こえる。あれは、明日の私たちの声、だ!」/藤原帰一氏(国際政治学者)「オバマのアメリカはリベラルか。現場から容赦なく暴いた力作。」/永江 朗氏(批評家)「アメリカ以上のスピードでぼくたちの健康や生活に関する多くのことが改悪されつつある。恐ろしい本だ。」

日本が「国民皆保険」を失う日がすぐそこに!

"オバマケア"がもたらした未曾有の悲劇。アメリカの現在は、日本の近未来そのものだ!

 

   

 

「沈みゆく大国 アメリカ(逃げ切れ!日本の医療)」 あなたの盲腸手術に200万円払えますか?

 日本医師会 今村 聡副会長推薦!「医療への市場原理導入を防げ!あらためて国民皆保険の素晴らしさを啓発する良書」

 リーマンショック以降、ますます巨大化するウォール街と多国籍企業群の最強タッグ。彼らが次に狙うのは、100兆円規模の日本の医療・介護ビジネスだ。世界が絶賛する<国民皆保険>に私たちが無関心でいるすきに、他国を次々に食い物にしてきた強欲資本主義の魔の手がじわじわとのびる。急速に高齢化する日本は、世界規模のマネーゲームから逃げ切ることができるのか?気鋭のアメリカウォッチャーが、綿密な現場取材と膨大な資料を通し書き下ろした。ベストセラー『沈みゆく大国 アメリカ』に続く驚愕の姉妹篇!

 じわじわと日本に忍び寄る、見えない魔の手! ~「いのち」と「老後」が、マネーゲームの餌食になる~

 政府が差し出す「医療費」データのトリックや、あからさまなマスコミの大衆マーケティング、次々進む医療と介護報酬切り下げの目的、猛スピードで成立する法律の裏に、いったい誰がいるのか?餌食にされてはならない、今ならまだ間に合うのだ!

 

   

 

ポルトガル、フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/