(再録)弘兼憲史「人生は70歳からが一番面白い」(SB新書・800円+税) | 野球少年のひとりごと

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午後から、泉南市に住む弟がやって来る。2時間ほど話して帰る。ちょうどその頃にアマゾンから荷物が届いて開封すると、弘兼憲史「人生は70歳からが一番面白い」(SB新書・800円+税)とウィスキー(バランタイン)が現れる。弘兼憲史のものは漫画も含めて読んだことがない。本書はタイトルに誘われての購入である。バランタインは、珈琲や紅茶に入れるために(いつも少量を垂らして飲んでいる)定期的に購入している。いろいろ試して(バーボンの類いまで)みて、珈琲や紅茶にはバランタインとサントリーの角がいちばん合うように思う。

 

弘兼憲史「人生は70歳からが一番面白い」 面白いことは、あちこちに転がっている。それを探せば、人生はもっと面白くなる。

 人生100年時代 70歳からの 楽しい生き方

  不満からは何も生まれない 

  どんな理不尽もとりあえず現状を受け入れる 

  それが楽しく生きる人間の本能なのだ

  ●積極的に笑みをつくってみる 

  ●感謝して、応えて、与える

  ●相手を立てて、褒めて、譲る

  ●逆らわず、いつもニコニコ、従わず

  ●人生楽しんだもん勝ち

 人生は夕方からもっと楽しくなる

 かつて芥川賞作家の赤瀬川原平は、60歳で著した『老人力』で老いることのプラス思考を世に問い、ベストセラーとなった。あれから20年、70歳になった漫画家・弘兼憲史が新たな老人力を世に放つ。人生100年時代とされる今、70歳前後は「準高齢者」ともいわれる。まだまだ高齢者じゃない、というわけである。一日にすれば、まだ夕方。これから晩酌に、ディナーに、団欒に、楽しい時間が待っている。そんな世代に、実はそこら中に転がっている。“楽しさの源”を教えてくれる。

 

   

 

写真は、東山丘陵で撮影する。