(再録)養老孟司(聞き手・浜崎洋介)「AI支配でヒトは死ぬ。」(ビジネス社・1400円+税) | 野球少年のひとりごと

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(再録・2021.12.23既出)

昨日で、年賀状の文面を作り上げ、宛名も新たに登録(前のパソコンが突然潰れたので、すべてのデーターを無くしてしまった)し直し、準備が整ったので今晩あたり印刷しょうと考えている。何も予定がないと返ってゆっくりし過ぎるところがある。何も急ぐことはないのだけれど少しだけペースを狂わせている。まあ、年が改まってからでもペースを(特に、読書の)取り戻せばいいと考えているが。

 

今日もアマゾンから荷物があって開封すると、新刊の養老孟司(聞き手・浜崎洋介)「AI支配でヒトは死ぬ。」(ビジネス社・1400円+税)が現れる。思考が柔軟な(つまり、頭がよい)養老孟司が「AI」について何を語っているか楽しみである。

 

養老孟司(聞き手・浜崎洋介)「AI支配でヒトは死ぬ。」 仮想現実、グローバリズム、同一化の圧力……「令和の常識」は、おかしなことだらけ。流行に背を向け、地に足をつけて生きる自足のススメ!

 システム化の進んだ現代社会では、「脳」ばかりを肥大化させようとしてきました。するとどうなるか?/ヒトとしての調子が狂ってきます。ジレンマを抱えたヒトは最悪の場合、自らモノを考え、動くことを放棄して、死んだも同然の状況になってしまいます。(本文より要約抜粋)

(目次)

 第一章 肥大化するシステムと、崩れ行く世間

 第二章 システムを超える「もの」「自然」「身体」「国語」の手触りについて

 第三章 「手入れという思想」~「バカの壁を超えるために」

 第四章 「不気味なもの」との付き合い方

 第五章 「自足」することと、「自立」すること

 第六章 「一元化」し得ない世界のなかで

 番外編 グローバリズムについて、コロナ禍を考えるために

 

   

 

写真は、東山丘陵内の運動公園の周回路で撮影する。