小林信彦「決定版 世界の喜劇人」(新潮社・3600円+税) | 野球少年のひとりごと

野球少年のひとりごと

本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

昨日は午後から、孫娘たちの中学入学式で娘夫婦も列席する。はじめてのセーラー服での登校を門前で女房と一緒に見送ったが、おそらく娘のアイデアと思うが、制服と揃えの紺の靴下ともピッタリ合っていて中々いいものである。双子のためか標準よりかなり小さく産まれてきたこともあって、現在もクラスの中では小柄な方らしいがセーラー服がよく似合っている。今年から指定の鞄がなくなって、こちらも娘の趣味であると思う黒がベースのリュックを背負っている。今日は始業式のようで昼までに帰宅して来た。3つの小学校からなる貝塚市立第3中学校、出身校である東山小学校(ニュータウンに新たに出来た)が全体の2/3を占めるようでクラスの大半は顔見知りであるが、旧村のそれだけ古い歴史のある地区からの新しい友人が出来るかどうか。それとクラス名簿を見せて貰ったら、旧村の各町どくとくの名前が点在していて名前でほぼどの町の子かが類推できる。私も地区の活動を通じてずいぶん旧村の方とも知り合いになったし、そういう人の子どもや孫が存在する可能性もあって彼女らの行動範囲が拡がるとともに、わが家にそれら縁のある子が遊びに来たり、遊びに出かけたりするようなことが生じたら楽しいところがある。

 

本の話である。今日アマゾンから届いたのは、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」(新潮社・3600円+税)である。本書と対になる、小林信彦「決定版 日本の喜劇人」(新潮社・3600円+税)とともに紹介したい。

 

「決定版 世界の喜劇人」 喜劇映画百年を照らす最強不倒の金字塔成る! スラップスティックからロマンティック・コメディまで 執筆60年余、著者畢生の「喜劇百科(ギャグのバイブル) 抱腹絶倒の喜劇人たち! 喜劇(コメディ)映画史の基本……日本じゃ誰もが、この名著から学んだのです!具体的かつ詳細なギャグ分析は、「動画視聴」世代の読者をも、圧倒するこに違いない。 ライムスター宇多丸さん(ラッパー、ラジオパーソナリティ)推薦!

 私はマルクス兄弟を日本に紹介するのに狂っていたー著者

 マルクス兄弟(グラウチョ、ハーポ、チコ)、チャリー・チャップリン、バスター・キートン、ハロイド・ロイド、アボット&コステロ、ダニー・ケイ、マーティン&ルイス、レオ・マッケリイ、ビリー・ワイルダー、エルンスト・ルビッチ、プレストン・スタージェス、ウディ・アレン、スティーヴ・マーティン、メル・ブルックス、ジム・キャリー、ビング・クロスビイ、ボブ・ホープ and more!

 

   

 

「決定版 日本の喜劇人」 エノケンから志村けんまで―彼らの魅力溢れる心技体 <笑い>に憑かれた者たち! 八十余年、芸を観続けた喜劇人の秘密へ迫る名著、大幅な加筆改稿を経て、遂に決定版刊行

 この「決定版」で、ぼくの言いたいことはひとまず書き尽くせたと思う―著者

[登場する喜劇人たち]

古川緑波、榎本健一、森繁久彌、伴淳三郎、三木のり平、山茶花究、有島一郎、堺駿二、益田喜頓、トニー谷、フランキー堺、泉和助、由利徹、八波むと志、石井均、植木等、谷啓、ハナ肇、宍戸錠、小林旭、渥美清、小沢昭一、藤田まこと、伊東四朗、萩本欽一、藤山寛美、いかりや長介、タモリ、ビートたけし、志村けん and more!

 

   

 

フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/