(再録)「ライオン」 | 野球少年のひとりごと

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本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

 

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(再録・2007.8.15既出)

半具象の時代を代表する作品です。強いものが好きで中でも「ライオン」は沢山描きました。そのシリーズは秋の上野での「独立展」にも飾られ、それが雑誌の表紙になったりしました。ヨーロッパに出かけるまでは、このように動物や鳥を描くことで造形的実験を重ねていたようです。それがヨーロッパの地にはじめて足を踏み入れることでジョットなどを目の当たりにし、晩年を彩ることになる新しい境地に到達することができることになります。作品寸法は606×727ミリ、1965年の制作。


「洋画家 仲村一男」のホームページ
  http://www.nakamura-kazuo.jp/