「ESG」「サステナビリティ」「人的資本」「マテリアリティ」――。
統合報告書やサステナビリティレポートでは、こうした言葉が当たり前のように使われています。
しかし近年、重要になっているのは、単に「どのような取り組みをしているか」を説明することだけではありません。
その取り組みが、企業の戦略やリスク・機会、そして将来の企業価値とどうつながるのか。
ここが、より重要になっています。
ISSBのIFRS S1では、投資家の意思決定に有用なサステナビリティ関連のリスクと機会について、財務情報とのつながりも意識した開示が求められています。また、ガバナンス、戦略、リスク管理、指標・目標という構造で情報を整理する考え方が示されています。
例えば「人材育成に力を入れています」という説明だけではなく、
「人材への投資が、どのような事業戦略を支え、どのような成果や企業価値につながるのか」まで示すことで、情報の意味がより伝わりやすくなります。

海外投資家の視点
海外投資家にとって重要なのは、情報量の多さだけではありません。
戦略 → 取り組み → KPI → 成果 → 将来の企業価値
という流れが理解できることが重要です。
これは統合報告の考え方ともつながっています。統合報告フレームワークでは、企業の戦略・ガバナンス・業績・見通しと、長期的な価値創造との関係を伝えることが重視されています。

オーランドからのワンポイント
英語版を制作する際には、用語を毎年同じように訳すことだけを重視するのではなく、国際的な開示の流れや企業自身の考え方の変化も踏まえて、用語・表現を見直すことも大切です。

オーランドでは、統合報告書やサステナビリティレポートの翻訳に加え、用語集の作成・更新や用語統一についてもご相談いただけます。