いじめ→7(花の変化) | ありがとう♪発達障害(知的障害)の花とGIDパパの記録

ありがとう♪発達障害(知的障害)の花とGIDパパの記録

キッカケは妻の一言。「ブログしてみたら?」

発達障害をもつ娘、花ちゃん(小2)とGIDパパの記録です‼娘の成長や日常、学校や支援級とのやり取りなど
記録として更新していきます!

遡って書いているのでテーマ別に読んで頂けると
娘の事が分かりやすいかと思います!

こんにちはニコニコ


私のブログに立ち寄ってくださり
ありがとうございます♪


またまた、間が開いていたんですが、

1年前。
花がいじめに合ってしまった後の
花の事を今回は書こうと思います。

長くなるかと思いますが
お付き合い頂けたら嬉しいですm(__)m

*******************

からかいから始まった暴力。

色々と悩みながら、解決策を探り
私達親は動いていた訳ですが、


いつもニコニコ音符
やられた意味も分かっていなかった花。

それでも、痛かった。怖かった。
これは、しっかり分かっていました。

以前より遊ぶのは減りましたが
時々3兄弟と遊んだりもしていました。

夏休みの終わり頃、
3兄弟が引っ越したと聞きます。


そして、夏休みが明け
学校に通いだした花の様子が
変わってしまいます!!


学童に入っている花は、
学童での集団下校で帰ってくるんですが、


1学期は帰れていたのに、
2学期から下校途中で学童に引き返し
帰って来れなくなってしまいました。


仲のいい近所の子供達は
学童の子が多く、安心していた私達も

???で、

聞いてみても
自分の気持ちがうまく言えない花…

私達も理由が分からないまま
お迎えに行っていました。

そんな事が何度かあり、

近所で一番仲がいい
保育園からの友達が


急にお迎えになった日


に帰って来れないと気づきます。

何人もいる中の1人欠けただけ!!
じゃなかったんですよね。

変化が苦手な花にとっては
一大事だったようです青スジ

それに、
花が一番安心できる友達であったから…
もあったんだと思います。

そして、

友達の急なお迎えは、状況の変化であり
いつもと違う環境となっていた訳です。
親がいつも付き添う保育園では気づかなかった花の一面でした。
変化に弱いのは分かっていても、ここまで苦手とは気づかずでした(/ー ̄;)


小さなパニックが
起こっていたんだと思います。

気づいてからは、
その子のママに助けてもらい

急遽お迎えの日はわざわざ連絡をくれ
教えてくれるようになりました!!

そして、この子が居ない時はお迎えに!
居る日は集団下校で!

と決まりを作ると、花も落ち着きました。
↑↑毎日お迎え。も悩みましたが、みんなと帰りたい花の意思と自立を考えた結果です。


が……

少しして、また帰れなくなりますアセアセ


学童からの電話。


大泣きして、学童に帰ってきたんです…
何があったか聞いても泣いて
「分からん」しか言わなくて…


今日、⚪⚪ちゃんはお迎えですか?


いや、居てたんですよ。
だから、こちらも分からないんです…


そして、花を迎えに行き
聞いてみますが、やはり「分からん」

と言うだけで
私達にも分かりませんでしたガーン


原因が分からないまま
少しの間、様子を見る事にしました。


帰れる日が続いたり、
学童に引き返す日があったり

を何度か繰り返していると、

突然、連続で帰れない日が続きました…。


そして、ある日。
歩いて迎えに行った日に
ある事に気づきます。

下校時に通る公園に
引っ越したと聞いていた3兄弟の姿びっくり



花ちゃんのパパー!!


と寄ってきた3兄弟。

花を見ると
私の後ろに隠れカチカチですガーン


これか!!これが原因か!!


とそこでやっと気づきましたどーん


引っ越しましたが、学校はそのまま。
しかも、引っ越し先は
花が通る下校コースの公園の前…


花が帰れなかった日は、
公園に3兄弟が居たから…でした。


自分からうまく言葉に
出来なかったのもありますが、

姿を見ると無意識に
身体が固まってしまっていたようです。


帰ってから、花に聞いてみました。


帰って来られへん日ってさぁ。
公園に⚪⚪ちゃん達遊んでる?

うん。

花はさぁ。⚪⚪ちゃん達がおったら嫌?

うううんガーン

まだ、意地悪言われたりする?

うううん。

じゃあ。帰って来れる日は
⚪⚪ちゃんは居るの?

おらん。

でも、おったら行かれへん…

ん?おったら花はどうなるの?

分からん。止まっちゃう。

そっか。おるって思ったら行けないんやなぁ。

うん。足が動かんくなるねん泣


凄い勢いで泣き出した花…

気づいてやるのが遅かったと私も
反省でした。

話しに返事はしっかり出来ても
自分から気持ちを発信は苦手な花。

周りが気づき、状況の把握をした上で
1つ1つ聞き出していってあげる必要が
ありました。


私は気づいてやれていなかったので
花も何故自分がそうなるか?
自分でも分からず、話すことが
出来なかったんですよね…


そして、

毎日お迎えにしよう!

と私達の中ではなり花に確認。

花はどうしたい?と聞いてみると

みんなと一緒に帰りたい…。

と答えた花。

また、悩みました。

花とも色々話をしてると
泣きながら帰りたい!

と訴える…。

じゃあ、私達はどうしてやるか…

私達はやはり心配でしたが、
花がみんなと帰りたい気持ちがあるのなら

ゆっくりでいいから、時間をかけて
みんなと帰れるようにしよう!

となりました。

そして、学校にも花の様子を報告。


先生からは
学校では3兄弟と仲良くやってますよ。」
「あれ以降、何もないと思います。」


先生も??な様子でした。


でも、花が無意識に恐怖を感じていて
3兄弟から受けた暴力があったからなのは
間違いありませんでした。


怖いんだと思います。
と、お話をさせて頂きました。


そして次の日、先生から電話。

お父さん。お母さん。すいませんでした。
ある上級生が今日、その子の担任に
手紙を渡したようなんです。

そこには、

先生。公園で花ちゃんが
いじめられていました。
泣いていました。
花ちゃんを助けてあげてください。

と書かれていました。

もしかしたら、
まだ、続いているのかもしれません…。

こんな電話でした。

この優しい子の勇気に感謝。
そんな子が居る事に
本当に嬉しく、感動した私達でした。
↑↑どうしてもお礼が言いたくて、後日お宅に伺いありがとう♪と伝えました。


この子の勇気ある手紙のお陰で
状況が色々と繋がってきました。

先生は、この手紙を読んだあと
3兄弟を呼び、話をしてくれたようで


いじめというより、
些細なからかいは続いている。

だけど3兄弟の花への接し方は
少し変わった部分もある。

優しい声をかけてくれる時も
あったようです。

この手紙をくれた子が見た時も
話しかけただけだったらしく

花が固まり泣いてしまい、

優しく声をかけても
どんどん固まる花に

腹が立って、キモイ。消えろ!デブ!
と言ってしまった。

との事でした。


優しくしても花には恐怖が残っていて
話しかけられると、どんどん固まる。

となっていたようです。

夏休み明けから
友達と下校できなくなった花。

3兄弟の引っ越し先が
通り道だった為に恐怖心があった。

幼馴染みの友達が居ると、少し恐怖心も
落ち着き通れていたが、

何度か話しかけられ、固まる。
学童に戻る。をしているうちに

友達が居ても通れなくなった。

と、全てがやっと繋がりました。


何事もなかったかのように
いつもニコニコで遊んでいた花ですが、

花の中には
本人にも分からない恐怖心が
残っていた訳ですどーん


帰りをどうするか…

またまた、悩みましたが
友達と帰りたい!を言い続ける花。

親としては心配。

お迎えでいいやん…
そんな気持ちもありましたが、

ダメなら、次また考えればいい!と
1度試してから決める事にしました!!


まずは、

お迎えに行き、
一緒に公園前を歩いて帰る。

慣れてくると
公園の入口で待ち合わせ。

公園の終わりあたり。

公園から出て5メートル先。

10メートル先。
15メートル先。20メートル先。


少しずつ、少しずつ
友達とだけで歩く距離を伸ばし、
自宅に近づけていきました。

花からも

今日はどこどこで待ってて!

と言ってくれるようになり、

最後は玄関前。玄関の中。

と1ヶ月程かけて練習をしました。

すると、少しづつ花の気持ちも
落ち着いていき、

友達と帰って来れるようになりましたほっ



3兄弟達もほんとは凄く良い子達。

今回もからかってしまった訳ですが、

はじめは優しさの声かけから、
花の反応に腹を立てて…

となりましたが、

3兄弟達の中では
以前とは違う気持ちの変化があった。

というのは、嬉しくも思いました。


しかし、花の中では
大きな傷となってしまっていた事で

お互いが噛み合わず、
からかうという行動をとってしまった。

3兄弟の気持ちも
解ってやらないといけないなぁ。

と感じた私達は、
今回は先生に任せ、相手の親に
言う必要はないと判断しました。


その後、花は帰れるようになり
トラブルも聞かなくなりましたが、

少しして、家庭の事情で3兄弟は
別の学校へ引っ越していきました。


色々とありましたが、
花も3兄弟も乗り越え、

また仲良く遊ぶ姿を見たかった
という気持ちもありますが、

引っ越した事で
花が学校に行く表情が変わったのも
事実でした。


そして、それからは
からかわれる。いじめられる。

ということも無くなったのも事実です。


花にとって
どうしてやるのが良かったのか?
これで良かったのか?

私達にも分かりませんが、
毎日楽しく学校に行ってくれている姿は

やっぱり嬉しいものです。


今後、成長と共に学校へ行きたくない!

と、言う日も来るかもしれません。


我が家の考えですが、
その時は無理に行かせず、
花に寄り添い考えていこうと思います!!



いじめ。
について、これまでたくさんの方が
読んでくださいました。

我が子がいじめにあった時、

どんな対応をとるか
家庭によって違うと思います。

我が子を思うと辛く、
悔しい気持ちもありますが、

相手の子もやはり
何か抱えてるものがある。

結果。いじめてしまう。

という事を知った出来事でした。

いじめられる子を出さない!

これに注目しがちですが、

いじめる子を出さない!

いじめる側の子供に寄り添ってやる事も
大切なのかもしれません。


最後まで読んで頂き
本当にありがとうございましたニコニコ

これにて、完結とさせて頂きます。


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