【腹落する(腑に落ちる)までやろう】 | CAMMA キャマのブログ

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【腹落する(腑に落ちる)までやろう】

物事にたいしてよく腹落ちした
(腑に落ちた)という表現をします。

意味は「心から理解できた」ということです。
しっかり腑に落とすことは

「自分なりの表現に変換し説明できるようになる」
ことだと思います。

つまり、授業や読書などで
触れた新しい概念を、

無理やりでもいいので
自分の世界にある言葉に
置き換えてみることです。

新しい学びというのは
、大抵は触れた瞬間には、
自分の中にはない概念です。

たとえば、仕事でマーケティング
という領域を学んだことがない人にとって、
「ターゲティング」とか「ポジショニング」

というキーワードは、
自分の中に存在していなかった言葉です。

そこで大事なことは、
そのまま借り物の言葉を使うのではなく、

自分にとって飲み込みやすい表現に変換することです。

「ターゲティング」であれば、

たとえば、
「自分が一番大切にしたい

優先順位の高いお客さんを決めること」
という表現の方が、慣れない横文字よりも
飲み込みやすいかもしれません。

しかし、この表現のままであれば、
まだ抽象度が高いため、
消化しきれてはいないです。

そこで、さらに大事なことは、
それを「自分の身の回りの具体例」
で語ることです。

たとえば、ある主婦が「ターゲティング」
についての理解を深めるのであれば、

晩御飯の献立を考える際に、
「家族のうちの誰のニーズを優先的に

考えるべきなのかをまず決める」、
というふうにいえます。

このようにして、
概念を一旦自分の言葉に置き換え、

そして自分のイメージできる事例に
変換してみることが、腹落ちに近づきます。

なぜならば、そこまで来ると、
「なぜターゲティングを決める必要があるのか?」

「ターゲティングを決めないと
どういうことになってしまうのか?」ということも、
リアリティを持って理解できることにつながるからです。

そして、「腹落ち」に欠かせない事、
行動してみる」ことです。

では、その身の回りの事例において、
「ターゲティング」を意識的に実践してみると、
何が変わるのだろうか・・・?

そこまでもし実践し、その結果を経験として体感できれば、
「ターゲティング」という無味乾燥な横文字も、
自分の中の「実践知」として取り込むことができます。

そして、もしその後、
マーケティングに触れる機会に恵まれれば、

すぐに具体的なアクションに
つなげることができると思います。

もし、自分の言葉が上滑りしているな、と思ったら、
それはまだまだ腹落ちしていない証拠です。

借り物の言葉ではなく、
自分なりの表現に置き換え、

具体例を使いながら話してみる
チャレンジしてみるといいですね。