冷え(低体温)と冷え性のちがい | 生活に必ず役立つ薬と健康の話

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こんにちは。なかそねです。

今日は、女性に多い「冷え性」のお話・・。

冷え(低体温)と冷え性って、同じと思われがちですが、実はちょっと違います。


●冷え性とは

体の末端(手足)の血の巡りが悪くなっている状態で、手足が冷たいという自覚がある


●冷え(低体温)とは

体の内部(内臓)の温度が低い状態で、体が冷えているという自覚がないことが多い


ちなみに、私自身は少し前まで冷え性と冷えの両方の症状がありました汗

夏、冬に関わらず、手足はいつも冷たく、冬は電気毛布がないと眠れない・・叫び

そして、平熱は35.5~35.8℃くらいしかありませんでした(今は少し改善しています)。

40歳頃から低体温になったんですが、その頃は過労とストレスで体がボロボロになっていた時期でもあり、

そういった負担を体にかけ続けていたことが、影響しているのかな?と自分なりに解釈しています(あとは、更年期ということもあるかもしれませんが・・)。


・運動不足
・過労、ストレス
・冷たいものの摂りすぎ
・極端なダイエット
・自律神経の乱れ
・薄着、長時間のエアコン使用など

低体温になってしまう理由は、このようにいろいろあります。


一般的に、体温が1℃下がると、基礎代謝が10%ほど低下すると言われています。

また、私たちの健康を維持する上でとても大事な「酵素」は、36.5~37℃で最も活性すると言われていていますので、

低体温の状態では、酵素の働きが低下してしまい、風邪をひきやすい、疲れやすいといった免疫力・抵抗力・回復力の低下が起きやすくなります。

この「酵素」の働きはとても重要で、酵素が健康や免疫力を左右している(決定している)と言っても過言ではありません。

冷え性の方は、自分の体が冷えているという自覚があるので、意識して体を温めようとするんですが、

冷え(低体温)の場合は、本人が自覚しにくいので、冷えが放置されていること多いんです。

また、不思議なことに、低体温だから寒がりというわけではなく、逆に暑がりの方も多かったりします。

だから、余計に自分では気付きにくいんですね。

大人になると、毎日体温を測るなんてしませんから、自分の平熱が何℃なのか?、分からない方も多いんじゃないでしょうか・・。

最近、疲れやすくなった、風邪をひきやすくなった、という方は、試しに2週間くらい朝夕の体温を測ってみてはどうでしょう?

低体温の改善方法については、また次のメルマガで書いていきたいと思いますビックリマーク