チビ助9回目の
誕生日だった。
早いなあ。
家族で夕飯を食べに出掛け
楽しいひとときを過ごし帰宅。
子供たちが寝てから
ずっと
チビ助誕生日記
全13回シリーズ(笑)の
blogを
最初から最後まで読み
感慨にひたっておりました。
……ローズティーを飲みながら。。。🌹
繊細なガラスの様な
あの頃の自分を
抱き締めてあげたい(笑)
私はたくましくなったんだなあ💦
(おばさんになったってことか(笑))
最近は
中学生になった娘と
チビ助のスケジュールを
ただただ、毎日こなすのがやっと💦
思春期にさしかかった
娘とのやりとりの葛藤や
チビ助のプチプチ反抗期
子供が小さかった頃とは
また違った悩みがあるが
信じて見守っていくのが
親の役目かな、と。
それでは
大変長らくお待たせ致しましたw
(待ってないね(笑))
13回シリーズの
第2回目を
下記にコピペしました(笑)
興味があったら
お読みください♪
こちらの回は
あまり繊細さは
にじみ出ておりませんが(笑)
……9年前の私は
別人の様だが
愛しい(笑)
そして、
せつない(^^;
そして誇らしい。
PM1:30 手術開始
いつの間にか手術が始まっていた。
・・・TVで見るみたいに、
手術用手袋をみんなで目の前にかざし
『それではこれから、
『それではこれから、
勝又さんの帝王切開を始めます、メス!』
とかいう儀式があるのかと思ったら
とかいう儀式があるのかと思ったら
・・・・無かった。
看護士さんに
看護士さんに
『どこか寒いところ、ある?』 ときかれ、
急に両腕が冷たくなったのを訴えると、
急に両腕が冷たくなったのを訴えると、
何かで温めてくれる。
お腹が変な感じ。
お腹が変な感じ。
今わたしの腹はどうなっているのか?
第2の緊張ピークがやってきた(><)
その時、ベテランの助産士さんが
『あ、勝又さん、アロマがお好きなんだよね!?
第2の緊張ピークがやってきた(><)
その時、ベテランの助産士さんが
『あ、勝又さん、アロマがお好きなんだよね!?
手術室に何か持ってくれば良かったね』
と言う。
『え~、残念!持ってきていたのに~』
と言う。
『え~、残念!持ってきていたのに~』
と酸素マスク越しに答えるわたし。
・・・まさか、手術室に持参できるとは
考えていなかったので、
相談もしていなかったのだ。
『ご主人に持ってきてもらう??』
『いやー、あの人、今カツどん食ってると思います』
・・・・みんなに爆笑される(TT)
助産士さんは笑いながら病棟に電話をかけ、
『どこにあるの?』
相談もしていなかったのだ。
『ご主人に持ってきてもらう??』
『いやー、あの人、今カツどん食ってると思います』
・・・・みんなに爆笑される(TT)
助産士さんは笑いながら病棟に電話をかけ、
『どこにあるの?』
『あの、ピンクの縞々の巾着の中に、
和柄のウサギのポーチが・・・
ちりめん系の・・・その中です』
ちりめん系の・・・その中です』
と答えると
実況中継のようにテキパキと
『はい、ピンクのシマシマ巾着、
その中、
和柄、
ウサギポーチ、
ちりめん系!
それ、すぐ持ってきて!』
それ、すぐ持ってきて!』
と指示してる。かっちょえ~
そして、あっという間に
ウサギのポーチが届いた!
すげ~コンビネーションネットワーク!!(←造語)
『これ、どうすればいいかな?』
『肌に直接つけられるんですけど』
『じゃ、首筋に塗ってあげるね。
すげ~コンビネーションネットワーク!!(←造語)
『これ、どうすればいいかな?』
『肌に直接つけられるんですけど』
『じゃ、首筋に塗ってあげるね。
あと、酸素マスクの中にも。』
・・・あぁ~、久しぶりのローズの香り~
用意してきたのは、
・・・あぁ~、久しぶりのローズの香り~
用意してきたのは、
ロバートティスランドのローズインホホバ。
(奮発したのよん)
ローズは子宮口が開く作用があるというので、
・・・まだ帝王切開が決まっていない段階で
出産直前に陣痛室で使おうと思って
ローズは子宮口が開く作用があるというので、
・・・まだ帝王切開が決まっていない段階で
出産直前に陣痛室で使おうと思って
購入しておいたのだ。
『あら~、いい香りですね』
『あら~、いい香りですね』
女性スタッフ一同うっとり(笑)
・・・・この香りと、
・・・・この香りと、
助産士さんの心遣いがとっっても嬉しくて
ここから かなりリラックスできた。
ここから かなりリラックスできた。
ローズの香りに触れる度に、
わたしはきっと、
この時の事を思い出すだろうな。
胸を感動でいっぱいにして・・・・・
『もうすぐ、でますよ』と まこと(医師)。
え?もう?は、早い。
手術開始から15分位だ。
胸を感動でいっぱいにして・・・・・
『もうすぐ、でますよ』と まこと(医師)。
え?もう?は、早い。
手術開始から15分位だ。
(何分経過~みたいな時計が
視界に入っていたのでわかった)
ぐぐぐぐッ、ぐッ、ぐぐッ、という感じで
ぐぐぐぐッ、ぐッ、ぐぐッ、という感じで
まことがお腹を押す。
『はい、お尻から出ますよ』
え~、み、見えないんですけど~
『それッ』
『それッ』
ジャーーーン!!
という感じで手足を
ぐーんと伸ばして
赤ちゃんが出てきた。
赤ちゃんが出てきた。
まことがぺし!ぺし!とお尻をたたいている。
『ほ、ほえ~~、ほえ~~』
『ほ、ほえ~~、ほえ~~』
と、西城秀樹みたいな声で泣いた!!
え~~ん、やっぱり感動するよ~~。
涙が出て止まらなくなった。
赤ちゃんは他の台に移され
赤ちゃんは他の台に移され
助産士さんに綺麗にしてもらっている。
ものすごく泣き出した。
『ロ~ラ~、ロ~ラ~♪』
ものすごく泣き出した。
『ロ~ラ~、ロ~ラ~♪』
・・・みたいな秀樹調。
『予定通り、男の子ですよ、ほらッ』 と
『予定通り、男の子ですよ、ほらッ』 と
股間を見せられる。
そして、赤ちゃんの顔を私の顔に近づけてくれた。
『ハイ、ママとキッス♪』
そして、赤ちゃんの顔を私の顔に近づけてくれた。
『ハイ、ママとキッス♪』
と言われ 唇にぶちゅ!したら泣き止む。
『ほら、やっぱりママにキスされると
泣き止むのよね~』
・・・・キスしたら泣き止む確率テスト??
ここで赤ちゃんと助産士さんは
・・・・キスしたら泣き止む確率テスト??
ここで赤ちゃんと助産士さんは
手術室退場。
そのまま病棟へ行き、
そのまま病棟へ行き、
小児科医の診察を受ける。
・・・・・果たして旦那は
・・・・・果たして旦那は
カツどんを食べ終え、
手術室の前でスタンバイしているのか!?
後はお腹の縫い合わせである。
赤ちゃんが出てくるまではあっという間で、
感動して気持ちが高ぶっていたせいもあり、
手術室の前でスタンバイしているのか!?
後はお腹の縫い合わせである。
赤ちゃんが出てくるまではあっという間で、
感動して気持ちが高ぶっていたせいもあり、
『開腹中』の事を忘れていたが
赤ちゃんがいなくなり、
赤ちゃんがいなくなり、
静かになると急にクールダウンしてきて
そ、そうだ、手術中だった、と思い出し、
そ、そうだ、手術中だった、と思い出し、
やたら時間が長く感じられた。
最後にまことが
最後にまことが
『レントゲン、お願いします』
とスタッフに指示。
そしてわたしの顔を見て言った。
『あのね、ハサミとか、ガーゼとか、
そしてわたしの顔を見て言った。
『あのね、ハサミとか、ガーゼとか、
数はきちんと合っています。
しかしね、人間は時として
間違いを犯すものなの。
その確認の為、レントゲン撮りますので』
ひぇ~、お腹の中にハサミを忘れていないか
ひぇ~、お腹の中にハサミを忘れていないか
確認するレントゲンなのか!
そしてまことがスタッフに向かって一言。
『ろばた焼き。』
『は? ろばたやき??』
・・・思わず声を大にして聞き返してしまった。
『レントゲンの事よ。
そしてまことがスタッフに向かって一言。
『ろばた焼き。』
『は? ろばたやき??』
・・・思わず声を大にして聞き返してしまった。
『レントゲンの事よ。
炉辺焼きのアレに似てるから』
と、手術室の看護士さんが
と、手術室の看護士さんが
笑いながら教えてくれた。
なぜ炉辺??炉辺焼きのアレって何??
・・・見たかったけど、
なぜ炉辺??炉辺焼きのアレって何??
・・・見たかったけど、
見れなかった~(気になるッ)
『はい、レントゲンOK!間違いなし!』
というまことの声で
『はい、レントゲンOK!間違いなし!』
というまことの声で
手術は無事終了した。
トータルで47分。
トータルで47分。