石川県加賀市の中古車販売店 奥野モータースです。
元旦に『晴れ間の見える素晴らしい日です!』とブログで記した1時間後に石川県能登半島を震源とする大きな地震が起こりました。
この度の能登地震で被害に遭われた方々には、まず心よりお見舞い申し上げます。
弊社のある加賀市も震度5でしたが、今まで生きてきたなかで経験したことのない大きな揺れでした。
事務所の蛍光灯が落ちてきて割れたり、工場内の水道管から水が吹き出したりしましたが、営業に支障はありませんので昨日より通常営業しております。
まだ、大きな余震も続いておりますし、気が休まることがありませんが、社員全員で前を向いて営業してまいります。
そして、何よりも甚大なる被害がでている能登地方の皆さまに対して何かしたい、できるなら現地に出向いてボランティア活動に参加したいと思っておりますが、現状はその段階ではないようですので、今できることとして会社と個人の両方で一人でも多くの方々に届いてほしいという願いも込めて義援金を送らせてもらいました。
自分ができることは何なのかを模索して、今後も行動していきたいと思います。
また、今回の災害で感じたことですが、ライフラインの電気が寸断されてしまうと電気自動車は厳しいなと思いました。
燃料切れで動かなくなった場合、ガソリンを給油すれば動かせるガソリン車に比べて、電気自動車は給電施設がないと動かせないですし、クルマのなかで暖をとる際に電気自動車は暖房にした瞬間に電気が大きく減ってしまいます…。
そんな中で現実的に最も役に立つのはプラグインハイブリッド車かなと思います。
アウトランダーPHEVの場合は、100VのAC電源コンセントが2か所設置されておりますので、クルマに蓄えたバッテリー電力で電化製品を使用することができます。
(フロアコンソール背面)
(ラゲッジルーム)
エンジンで電気の発電もできますし、もちろんガソリンで走ることもできる。
こうした災害にも強いなと改めて感じています。
カーボンニュートラルを考えるうえで、一面だけをみるのではなく、多面的に物事を見て考えることが必要だと思います。
いずれにしても、大きな被害の出ている能登の方々に思いを馳せながらも、今回の震災は他人事ではありませんので災害時を見据えて自分なりに家族や社員を守れるような備えをしたいと思います。