こんばんは。舞踏家の奥村万琵です☆

9月の半ばを過ぎたというのに、まだまだ暑い日が続きますね。

 

新しい舞踏動画をYoutubeにあげるべく、動画編集に苦戦しておりました。

いつも動画撮影してもらっているカメラマンの柳原良平さんですが、いつもは編集もお願いしていたんですね。

でも今回は、自分で編集してみました!!

 

富山県の入善町、下山芸術の森発電所美術館で行われた晴柀幸一展「springfield」彫刻×舞踏シリーズ!

第一弾は「360度カメラバージョン」でした。10分ほどの動画です。

引き続き、第二弾は、音を加えて20分ほど踊った動画になり、「地球編」です

 

ちきゅう

地球編万琵1

地球編正面

地球編万琵2

 

・地球編の動画はコチラ 

 

・360度カメラバージョンの動画はコチラ

 

音は、主に生音を自分で録音したものを使っています。

世界一周絶景舞踏の旅では、自然の中で踊っていたので、主に自然そのままの音を感じて踊っていましたが、帰国後のソロ公演で一か所だけ、初めて生音を録音したものを使ってみました。

自分で採取した音というものは、その時の情景も含めて体に入っているので面白いです。

去年、晴柀氏の彫刻と踊らせて頂いた時には自分のスタンスになり、その時から自分で生音を録音したものを主に使って踊っています。

音は、踊る土地から採取します。

 

去年の踊りも万琵チャンネルで見ることが出来ます。

音の説明も、簡単ですがYoutubeの説明欄に書いてありますので読んでみてください。

(万琵チャンネルはコチラ

 

 

この「地球」編で使った音を少し説明しますね。

 

始めに流れてくるものは、目的地に行く道すがらのトンネルの音です。

雑音に聞こえてしまうかと思いますが、トンネルから抜ける瞬間、トンネルに入る瞬間で音が変わります。

そしてトンネルごとにも音が変わります。

次に流れてくるのは実際に晴柀氏が彫刻「黒部」を制作しているのを取材した時の音で、「黒部」のパーツの足部分を溶接している音だったり、叩いて歪みを取っている音です。鉄は叩く部分で響く音が変わって非常にユニークな音が採取できました。

この音をベースにオープニングのサプライズ踊りで使わせていただいたベートーヴェン第九の第四楽章を加えてみました。

スケール感たっぷりの彫刻「黒部」を造っている音と、これまた壮大な曲「第九」はぴったりでした。

作りながら、胸がどきどきしました。

そのあとに流れてくるのは、入善町に突然雹が猛烈に降ってきた時の音です。

この時はすごかったです。

とっても大きな塊が天からひっきりなしに落ちてきました。その塊が土にあたる音、ガラスにあたる音は非常にダイナミックでした。

畑が一瞬で真っ白になって、まるで雪景色になったようでした。

勿論当たったらめちゃくちゃ痛いので、外には絶対出てはいけないです。

それから次はベートーヴェン第九の第三楽章に、入善町が雨続きだった時に大空に轟いた雷の音を加えたものです。

この曲で踊っている部分のテーマは「生きる喜び」です。

この時、雨続きで自然災害が頻発していたのもあったんですよ、でも雨は恵でもありますもんね。

最後に流れてくるのは、気持ちの良いぽかぽか日よりの時に美術館の近くで採取した音です。

驚くほどたくさんの虫が鳴いているのがわかります。

日常には、いろいろな音がいつも鳴っているものです。

 

そして着ているピンクの服は、いつも衣装作りを手伝ってもらっている友達と作ったものです。

友達にも晴柀氏にも、ピンクが着れるのもギリギリだね、と言われましたが(笑)

このピンクは、晴柀氏のチラシのspiringfieldの文字のピンクに合わせてみました。

 

これがこの音かぁ、と思いながら見ていただけると、更に面白いかもしれません。

 

是非見てくださいね!!

 

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奥村万琵のYoutube動画はコチラ↓

 

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