こんにちわ。舞踏家の奥村万琵です☆
台風が来ているようですね。
今日で9月も終わりです。
皆様、いかがお過ごしですか?
今日の記事はWSの詳細を記しました。
参考にしていただければと思います。
私は最近、とっても元気がないです。朝起きてもやる気が起きず、気持ちがふさぎ込んでおります(笑)
ですが、踊りたいという気持ちだけは残っていて、あぁ、まだ大丈夫かな、と思います。
こんなふさぎ込んでいる人間のワークショップなんて受けたくないですかね。
でも人間はだれしも感情があり、その時々で元気な時もあれば元気がない時があって当たり前です。
大事なのは、その感情や感覚をビーフジャーキーのように味わい尽くすことです。
舞踏というものが希望の架け橋になってもらえれば、と思いこの記事を書いています。
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はじめに
体を動かすということは、何かのきっかけになることだと思います。
運動ということを言っているのではなくて、例えば、ずっと家に引きこもって外に出られない心理状態の時でも、ドアノブに手をかけてドアを開けて外を見る、外の空気がふわっと入ってきて顔にあたる、これだけでも物事は変わってきています。
楽しい時には、飛び上がってぴょんぴょんすれば、なおさら楽しい気分が倍増するかもしれません。
踊り、というものをそういった行動一つ一つと思えば、人間はいつでも踊っています。
自然と体が動いてしまうもの、意思や意志を想って行動すること、これらを踊りと捉えるのであれば、踊りは日常の営みですらあると思います。
形を格好よく、とか考えずに、自分が思うように体を動かしてみればよいでしょう。
人と気楽にご飯を食べることも制限されるようになった今の時代、
バーチャルで話すことが簡単になったとはいえ、リアルで人と会いながらの会話とはやっぱり違います。
どんなに電話で話していても、リアルで会う時の喜び。相手の目の潤いがちゃんと見える。相手の匂いがする。触れば弾力のある肌を感じられます。
そしてこのような感覚は五感で一度リアルに感じたことがあるから、それを認識することが出来、理解し、記憶になります。
更にそれが叶わない切なさというものも味わうきっかけになり、感覚と共に大切な思い出となるのです。
全て、かけがえのないものです。
そしてその記憶は全て体にも記憶されています。
勿論、人は五感以外の部分でも十分に分かり合えるとは思います。
私が踊りを始めるきっかけになったのは、まさにそういうところでもあります。
私は自分の体を、宇宙と地球の中間地点に置くことで、自分の体を媒体としてエネルギーを倍増し、放出する、それを感じて踊っています。
踊りながら自分の体を無限大に微細にすることで、すべてが繋がり、伝達が起き、その時その人が必要なものを届けることは出来ないのか、そう思って踊っています。
これは目に見えるものではありません。
感覚の部分です。
ですが、私達は肉体をもって生まれてきています。
だから肉体を無視してはいけません。
感覚と肉体で感じられる五感、バランスのもとに成り立っているのだと思います。
まずは肉体に焦点を当ててみる、そのあとに感覚を研ぎ澄ませてみても良いです。
前に人が立っていることを認識するときには、そこに人が見えていて、
近づけば汗の匂い、温もり、それらを感じることで、そこに存在している、と認識できます。
そしてそこから湧き出るインスピレーションを見つめ、
その時、その場所を共有しながら、のびのびと自分の体を感じると同時に、他者の体から発するリアルを感じてみる。
一見複雑なようですが、これは、誰しもが普段行い生活していることです。
そんなシンプルなことを、改めて再確認する場を提供したいと思います。
そして、自分とは何か
そんなことを改めて考えるきっかけになると思います。
・概要
五感から得られたインスピレーションをもとに自由に体を動かしてみる。例えば音だとしたら、音に合わせて、ということではなく、その音から感じる情景だったり、匂いだったりを自分の体で形作ってみる。
また写真や実際あるものから得た情報を体に取り込んで、自らの想像性を引き出し、そのものになってみる。
その後に一人ひとりの発表の場を設け、個人の感性の違いを見合う。
最後には発表した人をみて感じたものをリレー形式に表現していってもよい。
・目的
即興性と自由で柔軟な発想、想像を大事にし、瞬時に得た個人個人の感性を自由に体で表現し、感覚を研ぎ澄ませる。
最後の発表の場で、個人の感性の違いというものを共有する楽しさ、人から現実に受ける感覚を感じてもらえたら良い。
またその土地ならではのもの、日常の音や空気は勿論のこと、文化や歴史も含めて、その土地の中の自分の体や感覚というものを再認識する機会を作る。
そして人と影響しあって生きていることを感じてもらう。
・効果
瞬時にものをとらえる感受性が養われ、発想力、想像力が身に付き勉強だけでなく、お友達関係や、社会生活にも役立つ。
かつ、自分を再認識することでより良い生活へのきっかけになる。
また自由に感じ発表することで、個人個人の違いを楽しみ認めあい、更に発想を広げることができる。
日程や開催時間、開催場所、費用などは応相談でお願いいたします。
対象者は小学生から大人までです。
ワークショップに決められた形式はございません。
グループでのセッションでは、皆様と共に、個人セッションをご希望の方は、その方にあったワークショップも構築できるかと思います。
質問等ございましたら、お気軽にメッセージいただければと思います☆
WS風景
奥村万琵プロフィール
東京都生まれ
2007年 東京都立大学応用化学科 卒業
2009年 劇団テアトル・エコー俳優部入団
2012年 北斗座(現在北斗座)に出会い舞踏を始める
2016年2月 世界一周舞踏の旅に出発
2018年11月 約60ヵ国の中で踊って帰国
帰国後は自然の中で継続的に踊りつつ、美術関係の方とのコラボレーションなど、ソロ活動を積極的に行っている。
【主な出演作品】
役者
2008年 「わが町」作:ソートンワイルダー ウェブ婦人役 エコー劇場
2009年 「ファイティングマザー」作:唐沢伊万里 真壁木綿子役
エコー劇場
2009年 「ドラキュラ」作:松田環 ドラキュラ役 エコー劇場
2010年 「日本人のへそ」作:井上ひさし ストリッパー役 エコー劇場
2010年 「俺の屍を越えていけ」作:畑作聖悟 アナウンサー役
エコー稽古場公演
2011年 「僕の東京日記」作:永井愛 ヒッピー役 エコー劇場
2011年 「セパレート・テーブルズ」作:テレンス・ラティガン ウェイトレス役
エコー劇場
2012年 「ワン・ツー・スリー」作:鈴木真理子 ハト役 エコー稽古場公演
2012年 「へちゃむくれと台風」作:鈴木譲 娘役 エコー劇場
2013年 「バーサよりよろしく」作:テネシーウィリアムス バーサ役
キッドアイラックホール
2014年 「バーサよりよろしく」作:テネシーウィリアムス バーサ役
仙川劇場
舞踏
2012年 「古事記その一 無日死花菜詩」北斗座公演 中野テルプシコール
2012年 「死者の書 海底の歌‐再舞」 北斗座公演
2013年 「頌詩(ほめうた)」テルプシコール舞踏新人シリーズ
2013年 「古事記その弐」
2013年 「遊鬼舞い降りぬ」
2014年 「真亞螺空山 双旅 往路の巻」
2014年 「遊鬼舞い降りぬ ゴジラに捧ぐ」
2015年 「眞亞螺空山の詩 戦後70年のレクイエム」
2016年~2019年 絶景舞踏の旅で約60ヵ国で自然の中で踊る
2019年 「新しき年の始めの舞」 中野テルプシコール
2019年 「新しき年の始めの舞 鳥取博物館公演」
2019年 「絶景舞踏」万琵ソロ公演
2020年 「アートクリップ2020 晴柀幸一(彫刻)×奥村万琵(舞踏)」
下山芸術の森発電所美術館
2021年 「朝日」ソロ撮影 黒部市内
2021年 晴柀幸一展「springfield」関連イベント 舞踏公演「血路」
下山芸術の森発電所
2021年 晴柀幸一展「springfield」関連イベント 山海塾蝉丸WS発表会
「夢想」 下山芸術の森発電所美術館
ボリビア ウユニ塩湖での舞踏
モロッコ サハラ砂漠での舞踏
アルゼンチン ウシュアイアでの舞踏
アルゼンチン フィッツロイ山を眺めての舞踏
帰国後 「絶景舞踏」ソロ公演 中野テルプシコール
「朝日」黒部市撮影
2020アートクリップ晴柀幸一(彫刻)×奥村万琵(舞踏) 入善町 下山芸術の森発電所美術館
2021晴柀幸一展「springfield」 関連イベント 舞踏公演「血路」入善町下山芸術の森発電所美術館
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「その時、その場に、ただ立つ」を大事に即興で一緒に体を感じてみませんか?
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