これは昨年の夏くらいからのことですが、河内長野の伝統行事がそれまで感染対策で中止、あるいはできることが限られていたものが、本来の姿に戻ってきています。もちろん河内長野に限った話ではありませんが、年々町が明るくなってきているような気がします。
そして一般的には1月10日とその前後に行われる十日えびす(えびす講)のえびす祭りが、ほかの神社に先んじて1月6・7日に行われる烏帽子形八幡神社でも昨年まで中止だったものが、今年から復活したものがあるという情報を得ました。
烏帽子形八幡神社だけがなぜ3日ほど早くえびす祭りがおこなわれるかについては、ちょうど1年前に「【河内長野市】烏帽子形八幡神社のえびす祭だけなぜ7日?その理由を探りつつ、昨日の宵宮の様子を見ました」という記事に書きましたので、詳しくはそちらを見ていただければと思います。
簡単に書けば烏帽子形八幡神社のえびす神は山陰の出雲方面の神様の関係という説があります。実際に山陰の美保神社では1月7日に「初えびす」というお祭りをしているので、そことの関連性があるのではという内容です。
そんな烏帽子形恵比須(えびす)社は高野街道からの表参道の長い階段の途中にあります。
昨年訪問した時は、上にある烏帽子形八幡神社の本殿から降りる途中で恵比須社に立ち寄りましたので、上から見下ろすように撮影しました。
昨年の段階では行われなかったものが今年は復活したそうで、1/6午後3時より4年ぶりに福ぜんざいの振る舞いが開始されたそうです。
さらに1/7午後3時には本殿前で餅まきを開催するとのこと。昨年の画像では寂しさもあった烏帽子形八幡神社、今年はもっとにぎやかになるのかなという気がします。 |