お正月とは別に「あけましておめでとう」にふさわしい神事が河内長野にあります。流谷地域の石清水八幡宮別宮八幡神社の縄掛け神事が1月6日に行われたので、2024年の今年も見に行ってきました。
場所は天見駅から歩くこと10分から15分くらいのところにあります。
この時期は南天の実があらゆるところで生っています。さらに奥まで行くと蝋梅の里がありますが、それについては、「【河内長野市】流谷にあるロウバイ(蝋梅)は、今年も咲き始めました。太陽の光に照らされ光り輝いています」にて取り上げました。
天見駅から歩いていくと、やがて赤い橋が見えてきます。
これが流谷の八幡神社にかかる赤い橋です。縄はこの橋に沿ってありますね。
既に縄は出来上がっているようです。
ストーブにやかんが載っていて、お酒が置いてありました。大きな縄は完成していましたが、まだ作業は続いています。高いところから眺めてみました。昨年までとは手順が違う気がしました。
神社の前に縄などが設置されています。すべての作業が終わったので、後片付けが始まりました。神社に運ばれていきます。神事に出席した議員の方々、神事のあと議員のあいさつがありました。途中で行われている儀式です。
神社での儀式が終わると縄が橋のほうに運ばれていきます。縄の動きを見るおt今年の干支の龍が進んでいるように見えるので不思議です。
河原を見ると去年の縄の残骸が見えました。縄を機に括り付ける作業が始まります。
谷の真下でけっこう足場が悪いところですが、ほとんど気にすることなく作業が続けられています。
やがて、木に結ぶのが終わったようです。縄に取り付けるものを順番につけていきます。今年はうるう年なので例年よりひとつ多いとのこと。このようにひとつずつついていました。反対側の木にも括り付けていきます。勧請杉と書かれた札がこのときだけ下に置いてあります。縄が反対側の木の前まで来ました。縄を木に巻き付けるので行ったり来たりを繰り返します。ここでは見学者も参加していたようです。
けっこう長い縄を木に括り付けていくようです。
橋の上から縄の様子を見ています。
まもなくすべての作業が終わります。
縄が取り付けられたら最後に橋の真ん中で神事が行われます。
宮司による儀式が執り行われます、
こうしてすべての神事が終わりました。
今年は動画に撮りました。
こうして1000年近くに及んで続いているという流谷の八幡神社の伝統行事が終わりました。このような行事が残っていることも素敵ですが、年々見学者が増えてきたので、これからも残されていく行事であって欲しいと改めて思いました。