こんにちは、事務員の岡本です
先日「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました。
天王寺公園内にある「大阪市立美術館」で、9/25まで開催されています。
土日祝日は、日時予約制となっていますが、結構混み合っていました。
今回の目玉作品は、
フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」です
1979年のX線調査で判明した、塗りつぶされた画中画。
その後修復され、何もなかった壁面にキューピッドが現れた、と話題になりましたね。
フェルメール自身が消したとおもわれていた絵が実はフェルメールの死後、何者かにより消されていた、と最新の調査で判明したとの事。
この作品を所蔵するドイツのドレスデン国立古典絵画館により4年にわたり大規模な修復が行われたそうです。
会場では、緻密な修復作業の過程が映像等で紹介されていました。
修復前(リーフレットですが)
修復後、キューピッドが現れました
ドイツ国内でのお披露目後、世界初公開との事です
会場には比較のために修復前の模倣画も展示されていて、キューピッドが描かれている実物と何度も見比べてしまいました
気のせいか、修復後の画のほうがテーブルクロスの赤や窓枠の青が鮮明に見えて全体的に明るくなっているような気がしました
現存するフェルメールの作品はたった35点しかないそうです。
今回はこの1点だけの展示でしたが、貴重な作品を鑑賞することができました