桜がついに咲いた。まだ三輪だけだが、日々の変化にわくわくしている。
丹精して3か月育ててきただけに、喜びが大きい。満開まであと少し。
今回紹介するのは、清原雪信筆 「梅に翠鳥図」である。
梅の古木に竹が添えて描かれている。梅の枝に止まる小鳥と舞う小鳥が二羽描かれている。
小鳥の翠色が何とも美しい。江戸女性画家の第一人者と言われた清原雪信らしく、梅の枝と花の描き方、二羽の小鳥のバランスが絶妙である。
絵が描かれ、200年以上の年数が経っているので、画面はややくすんでいるが、そのくすみも時代を感じさせる。