男おいどん③ 管理人さんの名前は「山田マス」さん! | 本の匠 ビンテージコミック探検隊

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(ほんのたくみ びんてーじこみっく たんけんたい)

ビンテージコミック(ヴィンテージコミック)とは昭和30年~の新書刊マンガのことです 
このブログは、そんな昭和のお宝マンガ、絶版マンガ、封印作品など探求していきます

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場所は本郷3丁目、下宿のアパート
の名前はズバリ


「下宿館」

ここには

大山をいつも助けてくれた
口は悪い?が気の優しい
管理人さんがいたが・・・



実は、実在の人物だった
名前は「山田マスさん」


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松本先生も捕まっては
何回もお説教を貰ったとの事





松本先生は、ここで漫画を
描いて収入の99.9%
故郷に仕送りした



自分が行けなかった大学に
を進学させる為に・・・




その甲斐あって、弟さんは
九大早稲田大に合格!




ところが・・・

まだ漫画家として収入が安定せず





弟を、私立大学に通わせる事が
出来なかった(ノ_-。)


結局、地元の九大へ



それが辛くて、早稲田の合格証書
は先生の机の中に眠ったままだった
(弟さんは、後に博士課程の教授に
なり早稲田に戻った)










「男おいどん」で兄弟の
エピソードがいくつかある



ある日、下宿の皆と海にキャンプ
に行く事になってウカレル昇太

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「トリさん」の面倒をたのむと
管理人さんは

「邪魔になったら焼いて食べる」叫び


「ポケットが裏返し」とお節介!



偶然海で弟の一行に出会う
(弟は、お金もあるし、皆に人気
があるからと手紙に書いていた)



でも実際は?

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皆の使いぱしりをやらされていた
(実は、昇太も同じ立場だった) 


声がかけられない昇太
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次の日の朝、弟は惨めに一人
九州へ帰る



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昇太も、帰りたいが電車賃もない


ところが!
ズボンのポケットから1000円が

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ポケットを直すフリして
管理人さんがお金をいれておいた
のだった




心に余裕ができた昇太は
最後までつきあい

貰ったお金で、おかみさんに
お土産を買って帰る



私の心に残ったエピソードでした



明日は、いよいよ
「サルマタケ」
迫ります!



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