三山です。
本日のブログは
アンケートへの回答記事となります!
あるセラーさんから
非常に興味深い質問をいただきました↓
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SEOについてご相談です。
最近「該当キーワードでの販売個数」は
もちろんですが、
『レビューレートが高い商品』
が上位表示されやすい気がしています。
実際に「そこまで売れていない商品」、
例えば
・『レビュー数10件・評価4.8』
の商品などに検索順位を抜かされるケースが
何度かありました。
もちろん「レビューレートが良い商品」を
Amazonが優遇するのは理解できます。
ですが・・・
『販売実績が少ないにも関わらず
上位表示されている』
という現象には、
少し疑問を感じています。
また、中国系セラーによる
『レビューハイジャック』のような
「明らかに操作された評価」が
短期間で急上昇した商品が上位表示され、
その後、
「違反が発覚してバリエーションが解体」
評価が下がるとともに検索順位も落ちた
という事例も見かけました。
こうした点から現在のAmazon SEOでは、
『レビューレート』の比重が
以前より高くなっているのでは?
と感じています。
この点について、
三山さんはどうお考えでしょうか?
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ふむふむ、なるほど!
これは非常に鋭い観察であり、
多くのセラーが関心を持つテーマでしょう。
確かにAmazonが顧客満足度を
重要視する流れの中で、
レビューレートの評価比重を
高めている可能性は十分に考えられます。
「お客様が良いと評価している商品」を
優先的に表示するのは、
プラットフォームとして
当然の動きとも言えるでしょう。
しかし・・・・・
ここで私が長年の経験と
膨大なデータ分析、
そして様々な情報源から
導き出した見解を述べます!
現時点(2025年4月)においても、
Amazon SEOでは依然として
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"最も重要な要素"は
『直近の販売件数』である
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と変わらない見解になります。
なぜ私が依然として
「販売件数」を重要視するのか?
まずは基本的なところで、
Amazonのビジネスモデルを考えれば
至極当然の話ですが
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Amazonは、商品が「売れる」ことで
販売手数料を得て、収益を上げています
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プラットフォームとして、
「より多く売れる可能性のある商品」
を優先的に表示するのは、
極めて合理的な判断。
レビューレートがどんなに高くても、
"それが実際の売上に繋がらなければ"
Amazonにとっての「貢献度」は低い。
「販売件数」こそが、
その商品が市場で
"実際に受け入れられている"
最も強力で分かりやすい証拠となります。
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レビューレートが良い商品に抜かれる
現象の考察
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では、なぜレートが良いだけの
(ように見える)商品に
順位を抜かれることがあるのか?
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1.【見えていない"直近"の販売数増加】
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これが最も可能性が高い要因です。
ご質問にはライバルの「販売数」について
触れられていませんでしたが
Amazon SEOは特に「直近7日間」、
中でも「直近2〜3日」の販売件数が
非常に大きく影響します。
レビューレートが良くても、
もしそのライバルが広告強化や価格調整、
外部要因などで"瞬間的に"販売数が
急増している場合、順位は上がります。
必ずライバル商品の「大カテゴリー」での
Amazonランキングの推移を確認しましょう。
ランキングが"急上昇"していれば、
それは販売数が増えている証拠です。
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2.【レビューのSEO効果
(約1年間)と蓄積】
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良いレビュー(特に星4、星5)が入ると、
そのSEO向上効果は約1年間持続します。
もし、そのライバルが"最近"になって
高評価レビューを継続的に集め始めた場合、
その効果が積み重なり、
SEOが安定・向上して順位が上がっている
可能性があります。
しかし、これも結局は
「販売数」が伴わなければ効果は限定的。
レビュー効果で一時的に上位表示されても、
そこで実際に売れなければ、
Amazonはその商品を
「市場に受け入れられていない」と判断し、
徐々に順位を下げていくでしょう。
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3.【代理購入などによる
レビュー操作の可能性】
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レビューレートが"急に"良くなった場合は
注意が必要です。
特に中国人セラーの間では
サクラレビューが横行しているため、
「レビュー購入」「代理購入」などを利用した
意図的な高評価レビュー操作や、
特定キーワードのSEO操作の可能性も
ゼロではありません。
しかし、これも2と同様に
SEOが一時的に上位表示されても、
SEOを維持できる販売数を
達成できない場合には
徐々に順位を下げていくでしょう。
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4.【レビューハイジャックの可能性
(レアケース)】
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質問者さんが指摘するように、
「レビューハイジャック」
(※全く関係ない商品の高評価レビューを
自分の商品ページに不正に紐付ける行為)
の可能性も稀にあります。
例えば高評価の映画DVDのレビューを
不正に結合させるなど。
もし、レビューハイジャックによって
"元々レビューが付いていた商品"の
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「SEOパワーまで引き継いでいる」としたら、
一時的に検索順位が不自然に上昇することも
起こり得るかもしれません
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(※ただし、これはAmazonの規約違反であり、
検知されれば厳しいペナルティ対象です)
今回のご質問のケースでは、
レビューレートが良い商品に
抜かれたとのことですが、
その「根本原因」を
見極めることが最重要です。
もしライバルの販売数が増えているなら、
あなたも販売数を増やす施策
(広告強化、価格戦略の見直し、
商品ページ改善によるCVR向上など)
が必要です。
もしライバルの販売数は増えていないのに
順位が上がっているなら、
レビュー効果や
その他の要因が考えられますが、
その場合でも、あなたの
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「販売件数」という土台が
揺らいでいなければ、
過度に心配する必要はありません。
(ただし、レビューレートの維持向上は継続!)
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結局のところ、
安定した「販売件数」を維持・向上させつつ、
地道に「顧客満足度(レビューレート)」も
高めていく。
このバランスの取れた取り組みこそが
「Amazon SEOで
長期的に勝ち続けるための」
最も確実な道筋です。
ぜひ参考にしてくださいね。
また、ブログアップします。
三山 純
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●編集後記
先日、「たまごっち」の
30周年に関する記事を読みました。
記事によると、当時の開発では
「子ども向けなのに死ぬ設定は重すぎる」
「刺激が強すぎる」
といった懸念が社内にあったそうです。
でも、ふたを開けてみれば、
社会現象級の大ヒットに。
"育てて、死んでしまう"という設定が
大きな話題になり、
単なるおもちゃではなく
『命を預かる体験』として
多くの子どもたちの心に残ったそうです。
再ブームになった理由は
初代で遊んだ親世代が懐かしさで手に取り、
子どもたちはWi-Fi機能を搭載し、
世界中のユーザーと交流できる最新モデルの
「たまバース」に夢中なんだとか。
昔は学校に持っていって
先生にバレないかドキドキしたけど、
今はリモートでお世話できる
時代なんですね(笑)!
私はこの手の「飼育ゲーム」は
すぐに放置プレイしてしまうので
鬼のように向いていません!!!
やらないのがお互いのためであると
完全に割り切っています(笑)
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●【ソロ物販】公式ブログについて
従業員ゼロでも"たった1人"で実践できる
オリジナリティの高い新しい物販ビジネスで、
完全未経験スタートから立ち上げ1年目に
1).『お金』
2).『時間』
3).『場所』
4).『ゼロストレス』
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具体的かつ再現性の高い物販ノウハウです。
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