映画「碁盤斬り」 | OKPARIS王様のBOXSTEP投資

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5月22日(水)
 

先週末から公開 

映画「碁盤斬り」
あべのアポロシネマ 観客動員は寂しい

「石の下」という手筋のレッスン(説明)シーンが序盤に出てきてきます


碁をたしなんでいない人にわかってもらえるのか?どうかわかりません 
実戦に登場することはほとんどありませんが
毎日一問詰碁を解いているO様にして、こんな形初めて見せてもらいました

江戸時代、吉原の近く
家賃の支払いに窮するモノノフが
娘一人とその日暮し
書画骨董・囲碁には覚えがある

お城勤めを追われた身
その原因への
「仇討」がテーマ

碁会所での対局をきっかけに
商人と交流が始まるも
あらぬ嫌疑をかけらて
娘は金策のため吉原に奉公

二つの「濡衣」を背負って
モノノフの狂気が
「碁盤斬り」に昇華


碁って
士農工商の垣根のない
「戦い」だったんだ


碁会所 囲碁会
幾人か女性も参加してて、あれ?って感じだったのですが

エンドロールで
井山裕太国民栄誉賞はじめプロ棋士の特別出演数人
藤沢里菜ちゃんの名前もあって

あのひとびとの中に混じり込んでたのか、
碁をたしなむ人には、一押し二押しの
雑談ネタいただきました


ネット碁の普及とコロナ禍のために
碁会所サービスは著しく衰弱していますが
この映画がヒットして
復活してくれたら、とも思います


「狐狼の血2」の白石和彌監督
時代劇でも、説得力あるバイオレンスの提示

制作は、木下グループ・キノフィルム