正月休みを利用して、南イタリアに行ってきました。
南イタリアと言っても、シチリア島とかがある「つま先」の方ではなく、「かかと」の方です。
「かかと」の方は、プーリア州という州で、州都はバーリ。
セリエAに詳しい方なら、ASバーリという、この都市のサッカーチームをご存じかもしれません。
しかし、まぁ、ホントにのんびりした国でした。
昼間は、殆ど、働いている人がいないんじゃないかってくらい。
暖かい国は、いいですね。
あんまり苦労しなくても、作物の実りがよさそうですし。
さて、ちょっと面くらったのは、ホント、信号を守らないってこと。
車は、なんとなく信号を守っている気もするのですが、歩行者は、殆ど無視。
バーリには3泊しましたが、二日目くらいから、現地の人に習えとばかり、赤信号でも横断歩道を渡るようになった私達。
最後には、自分達の見る信号が赤にもかかわらず、そこを渡る車を止めてまで渡る始末。
おいおい、いくらなんでも、そりゃないだろう……。
でも、南イタリア……少なくともバーリでは、
「信号が青なら、胸を張って左右を確認して渡る。
赤なら、控えめに左右を確認して渡る。」
と、いうのが交通ルールのようでした。
のんびりした土地なのに、なんで、あんなに横断歩道だけは、急いで渡るんだか……。