こんばんは。
久しぶりの深夜の更新です。
今日は朝から雨でした、ひと雨ごとに寒くなっていきそうです。
さて、オイラが最近お気に入りの場所である遠山郷、天空の里、なぜか懐かし旧木沢小学校・・と、お伝えしていますが、歴史的なものだってあるんですよ。
遠山郷和田宿にある案内看板。
高遠、高森方面から豊橋方面の街道にあるこの和田宿、ちょうど、道の駅遠山郷の川を挟んだ裏側になります。
旧街道。
街道沿いには、時々石仏があったりします、旅人の安全を見届けてくれるんでしょう。
所々石仏を見る事が出来ますよ。
ちょうど、この石仏の傍には、立て看板がありました。
この遠山郷、昔は武田家に仕えた遠山家が治めた土地です、武田信玄が三河侵攻の時に青崩れ峠越えの前にこの和田宿で大軍の休息をしたであろう土地だそうです。
立て看板には歴史の匂いがした・・・。
それにしても龍淵寺 観音霊水とは御利益ありそうな雰囲気ですね、この場所だけでは無く、南アルプスからの湧水が近辺の所々で存在しています。
ここから徒歩で行けます。
車でも行く事が出来ますけど、昔の人はここから境内へ登って行った事だと思います。
ちょうど、目の前には郷土館がありました。
郷土歴史館がありました。
車では、この横から上に行く道があります。
上に行けば、駐車場はちょっと狭いので、５台くらいですかね？停めれるのは・・・オイラが出向いた時には運良く停める事が出来ました。
駐車場からの山門。
このお寺には、遠山氏のお墓、観音大杉などの見どころがいくつかあります。 
境内。
決して広いとは言えない境内ですが、静寂な高台です。
先ほどの昔の人が登って来たであろう参道は、急な斜面に階段です、下を見れば足がすくみます。
傾斜がキツイ石段です。
オイラが来た時には数人の観光客？の人たちがお参りをしていました。
山門など、歴史的な雰囲気をしっかり残してあるので、見て歴史を感じるのもいいものですよ。
山門には歴史を感じます。
三河の鳳来寺でのブッポウソウ（フクロウの種類）も有名ですが、ここ遠山郷、隣の天龍村でも所々で、ブッポウソウを保護しているようですね、ちなみに、ここではアオバズクの事を呼んでいるみたいですけど・・・どちらもフクロウの種類ですね。
漢字でブッポウソウは仏法僧、アオバズクは青葉木莬と書くそうです。
検索してみましたけど、オイラはアオバズクの方が見た目は好きです。
アオバズクの説明。
境内にはそんなアオバズクの飾りなどがありました。
いつ本物がいてもおかしくは無い雰囲気の杜です。
境内にはアオバズクが・・・。
境内をぐるりと回り込んだ所に、城址を示す表示が建っていました。
それまでオイラは和田城とこの龍渕寺とは別々にあるものだと思っていましたけど、実は、同一の場所で、和田城を支配していた遠山氏が後継ぎが途切れて滅んでから城址に寺が出来たそうです。
城址の表示がありました。
その表示の傍には城址の説明と、遠山氏３代の墓の場所の案内など記載された看板がありました。
説明看板。
それにしても、観音様が多く見れる境内です。
こうした仏教的なものがあると、日本の文化や風習などを感じますね。
観音様が並んでいます。
たくさんのお経を収めたお堂がとても立派で、その建物に見とれてしまいました。
ちなみに、光堂と呼ぶそうです。
とても立派な光堂。
この光堂からは遠山郷が見渡せます。
お城があった頃は、周辺が城下町だったそうです。
遠山郷が見渡せる。
この元和田城址、龍渕寺がどんなお寺なのかの説明看板もありました。
お寺の説明がありました。
境内を見渡して、はて？何か忘れている・・・そうです、大杉と、遠山氏の墓を見忘れる所でした。
まずは、観音大杉からですが、そりゃ～迫力ありましたよ～、しかも４本が並んでドーン！と、そびえ立っています。
大杉が４本・・・
そして、その大杉の前にある石碑が遠山氏の墓になります。
これまでいろんな戦国武将の墓を拝観して来ましたけど、こじんまりとしたものでした。
しかし、上から見下ろす場所で、それなりの権威があった事を示しているようでした。
遠山氏の墓。
オイラも同じ場所から立って見て、その威厳を感じてみました・・・。
遠山氏遺体無きその後は、魂がここから和田宿を見渡していたんでしょうね。
大杉と遠山氏の墓。
この場所の横には、一般の檀家さんのお墓がズラリと山の斜面にありました。
横には一般檀家さんのお墓がありました。
お寺の横には、パンフレットでもお馴染みのお城をイメージした歴史館&喫茶店がありました。
観光パンフレットでもお馴染みです。
この近辺では観音様巡りとやらがあるそうで、山の中でさえも歩いて巡るそうですが、今回時間の関係でオイラは行く事はしませんでした。
そして、観音霊水ですが、お寺の駐車場の手前にあります。
ここでも、生水苦手なオイラは、一口だけ御利益を頂くために口にしました。
観音霊水は綺麗に整備されていました。
霊水についての簡単な説明看板がありました。
簡単な説明看板。
先ほどの境内の中にあった和田城址の説明看板を更に詳しく説明している看板が、喫茶店前にありました。
あ、ちなみにですが、喫茶店のコーヒーなどは全て霊水を利用しているとかですよ。
和田城址の説明看板がありました。
オイラは車で一気に上って来ましたけど、のんびりてくてく散策して来る観光客や団体さんなどがありましたが、天気も良かったので、それも良いかな？と、思いました、あいにく、オイラにはすでに時間との戦いでの観光でしたので・・・と、言い訳しておきます。
のんびり歩いても良いかもしれないですね。
和田城をイメージした歴史館&喫茶店。
しかし、オイラは時間が限られた中でしたから、すでに次へ行かなければいけませんでした。
次々に行きたい場所が出始めたので、もっと余裕が無ければいけないですね。
歴史館&喫茶店の案内。
当初の予定はこれでクリアしたんですけど、帰りの道中で訪れたい場所を目的に定め次への場所へ急ぎました。
まさか見どころが増えてしまうなんて想定外でしたけど、今度いつ来るのか分からないのでとりあえず行く事にしました。
