小学1年生の入学式と言えば


笑うと、前歯がない(笑)


そんな私も当時は、前歯が4本抜けていた。


入学式の当時おしゃれだと思っていた服も、


前歯がないと滑稽なもんだ。




そんな状況でしゃべりにくい上に、明瞭に話せない私は、


しゃべり方を真似されるようになった。


それでも、1年生の時は、からかわれていると思わない幸せな性格だったがゆえに


一緒になって笑い転げていたものだ。




ところが、歯も生えそろってきた2年生の頃。


男子にしゃべり方を真似される事がとても苦痛になってきた。


私にとっては、聞こえるままにしゃべっているのに、


私以外の人には、へんてこに聞こえる。


逆の立場になって、一度聞かせてあげたいと今でも思う(笑)




そんな事が度重なると、がまんができなくなり、


家に走って帰っては、母に訴えたものだ。


この時の私は、


「普通にみんなと同じようにしゃべっているのに、何が違うの?」


「何が違うの?」


問いかけても問いかけても、応えは出てこなかった。



母は一生懸命私に、


「からかわれたら嫌だという気持ちの分からない子より、


からかわれたら嫌だから自分はしないという事が分かるあなたは素晴らしいんだよ」


呪文のように言っていたのを思い出す。



当時の私にはその言葉は全く呪文にしか聞こえなかったものだ。



次は先生との出会いが私に「自信を持つ」という鎧を身に着けてくれた事を書こうと思う。