治療家の知られたくない不都合な真実
~意識・無意識と身体症状~
『心はなぜ腰痛を選ぶのか』
この書籍では
例えば腰・肩・首の痛みを「心身症」の一種、
心の葛藤の表れとして捉えています…
『葛藤は、モザイクのような人間の心を象徴するさまざまな要因から生じ、常に無意識領域で暴れまわっている。この葛藤が発達して耐えがたい感情になると、耐えがたいがゆえに抑圧される。こうした不快な感情は認めてもらおうとしてあがくらしく、心はこの感情が意識上に浮上しないように何かしら手を打たなくてはならなくなる。その結果、心身症が発症する。』
つまり、
腰痛肩こりは心の持ちよう。
私が鍼灸学校に入学したころ、約20年前にこの本を購入して、
治療院を立ち上げた後も長年入り口の本棚に立て掛けてありました。
表紙はすっかり色褪せて真っ白になった本。
数日前のあるお問い合わせをきっかけに改めて見返しましたが、
前書きを読むだけでやはり“痛快”な内容。
『背腰部の筋肉の痛みは感情によって引き起こされる身体症状と同類だと仮定するに至った。そして、この仮説を検証するために、「あなたの痛みは緊張”から来るものだと考えられます」と患者に伝えて観察すると、驚いたことに、この診断を受け入れた患者は回復したのである。診断を受け入れなかった患者の症状には変化が見られなかった。』
痛みの治癒の決定的な要因は
この「受け入れ」=患者自身が心の中の原因(怒り)に氣付くこと
であって、身体面からの施術などは一時的に痛みをやわらげられても完全治癒には至らない。
…この断言は治療家として辛いです…![]()
治療家は
「私が治した」と言いたいのであって、
「痛いのは、あなた自身が原因です」とか
ましてや「治ったのも、あなた自身のお力です」
とも、口が裂けても言えない…のです(おとなの都合)
しかし、私はサーノ博士に同意します。
名治療家というのは、
困り事に対して
「上手く氣付かせてあげることのできる人」
なのだと。
一般的に、まだまだ身体の症状が「自分のせい」だと受け入れられるかたは少数…
だから、私は癒し(氣づき)のある施術をいつも心がけでいます。
…優しく、ね![]()
上手くまとまった?![]()



