思考の具現化
スマホの通信のしくみ
スマホで毎日見ている現代の通信は
電磁 場を伝播する電磁 波によって成り立っています。
普段はあまり気にしませんが、
少しあらためて考えてみれば、スマホの仕組みをこう言い換えることができます。
Wi-Fiやモバイル通信では、
目に見えない周波数帯の波が空間を満たし、端末がそれにチューニング(同調)することで情報を受け取っている。
私たちはこの過程を意識することなく、映像や音声、文章といった形で情報を認識しています。
現実との対応関係
この構造を
(画面の中の画像)と(目の前の現実)に
重ねてみると、ひとつの対応関係が見えてきます。
情報はどこかに存在し、それが何らかの媒体を通じて伝わり、受信され、最終的に「現実」として立ち現れる。
インターネットでは、サーバーにあるデータが回線を通じて端末に届き、アプリによって具体的な像として再構成されます。
それと同じように、私たちが認識している世界もまた、「情報」を受け取り、変換した結果として成り立っていると捉えることができます。
思念とフィールドという構造
ここで通信の構造をもう一段 抽象化してみます。
電磁波が電磁場という媒体を伝わるように、「情報」もまた何らかのフィールドを通じて伝わっていると考えます。
そのとき、電磁波に相当するものが「思念」であり、それは周波数のような性質を持ちながらフィールド上を伝播していく。
受信する側はその周波数にチューニング(同調)することで情報を受け取り、内部で処理し、意味や像として構成します。
この構造の中では、人間の脳〜 とりわけ「右脳」と呼ばれる働き〜は 端末のような役割を担います。
論理的に組み立てるというよりもイメージや感覚として情報を受け取る側面は 信号をそのまま受信し変換する機能に近いものです。
そして受信する状態が変われば、同じ空間に存在している情報であっても 受け取られる内容は変わってきます。
ハイヤーセルフと現実の構成
ここで、この情報の発信源を「ハイヤーセルフ」と呼ぶことにすると 全体の構造はさらに整理されます。
ハイヤーセルフはサーバーのように情報を保持し、必要に応じて発信する側に位置します。
そこから発せられた思念が
フィールドを伝わり、
脳という受信機に届き、
認識処理を経て現実として構成される、という流れです。
このとき 私たちが「現実」と呼んでいるものは
固定された外界そのものではなく、
受信された情報の表現形として立ち現れている
ものになります。
どの周波数に同調しているのか、どのような状態で受信しているのかによって、見えている世界の質は変わり得ます。つまり、現実とは外にあるものというよりも、情報の受信と変換によって常に生成され続けているもの だという構造になります。
通信において端末の性能や設定によって受信できる情報が変わるように、人の認識もまた状態によって変化します。
右脳的な働きに切り替わるとは、単に思考のスタイルが変わるということではなく、受信している情報の帯域そのものが変わっている状態とも言えます。
この構造に立つと、「見る」という行為の意味も少し変わってきます。
見ているのは外界そのものではなく、受信された情報の結果であり、現実とはその出力に他なりません。
すなわち、
世界とは与えられるものではなく、接続し、受信し、構成されるものとして存在している。
そう考えてみると、思考の具現化という現象も、どこか特別なものではなく、スマホを操作するように扱える可能性として見えてくるかもしれません。
