「舞い上がれ」を見ていました。
俳人であり古本屋の店主のたかしくんがいつものように店にいますと
小さな頃からその古本屋に通ってきていて
中学生になってから姿をみせていなかった
女の子ひなちゃんが久しぶりに訪れました。この古本屋にはもう一人、その女の子と幼なじみの大ちゃんも通っていますがこの時は来ていませんでした。
たかし「ひなちゃん、お茶飲まん?」
ひな 「うん」
ひな 「あんなぁ、言葉ってそんなにいっぱい要らんと思う...」「中学入ってわかったんやけど みんなに合わせて やばい 可愛い きもい だけ言っとったらやっていけるねん」
たかし「きもいってそんなに言うか」
ひな「言うで....大ちゃんにも言うた。大ちゃんのスケッチ、クラスの子が見つけてみんながキモいって言うから私も言うてしもた」「帰るわ、大ちゃんに会いたないし」
たかし「ひなちゃん、言葉がいっぱいあるのは自分の気持ちにぴったり来る言葉を見つけるためだよ。ひなちゃんの気持ちにぴったり来る言葉はどっちかな? 大ちゃんに会いたないのか、合わせる顔がないのか?」
素敵な場面でした。
私は日頃から
日本語ができれば美しく、正しい意味で使われていくと良いなと案じています。
若い頃父から
「一言で人間関係が壊れることがある。言葉に気をつけなさい」と、会社勤めが始まる頃に言われました。
言葉を使うのは人間だけですが、言葉というコミュニケーションツールを駆使できるにも拘わらず私たちは想像力の欠如や肥大する自我のために、他者にどういう影響を与えるかを全く思い計ることができずに発言や行動をする場合があります。
自分の言動や行為は
水面に投げた石のように
波となってまわりに響きます。
影響されない人もいますが
影響される人もいますね。
彼らが一年間学び締めくくりに出したメッセージ
「相手も自分も幸せになる言葉を使い続けたい」
「日常から言葉の意味を深く理解して使っていきたい」
「多弁で流暢である事が必ずしもコミュニケーションが上手い訳ではない」
先生「自分の言葉に責任を持て
他者の言葉に寛容であれ
世界の言葉に耳をかたむけよ」
でした。
言葉を発するにも
「己れの欲っせざるところ人に施すことなかれ」
かと言って
厳しい場面にも遭遇することがありますし
優しいだけでも違いますし
自らの叡知を生かした発言ができると幸せですね❗
今日オススメの本は
田坂広志さん「人間を磨く」



