イチローズ モルト&グレーン リミテッドエディション | 酒とミステリの日々 時々ラーメン

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ども、OKKAです。

 

今回紹介するウイスキーは、あの人気蒸留所が造る「ワールドブレンデッドウイスキー」!

 

「イチローズ モルト&グレーン リミテッドエディション」です!

 

 

ラベルは青。そこに金の文字が映えてなかなかの高級感ですね。

 

青色なのは、おそらくジョニーウォーカーを意識しているのかも。あちらも最上位が「ブルーラベル」ですからね。

 

メーカーの希望小売価格は税込み11000円。この値段で売っていることはあまり見かけませんが、OKKAはある百貨店で運良く定価で購入できました!(でも以前よりはちょっと手に入りやすくなった印象…。)

 

この「リミテッドエディション」の原酒として使用されるのはホワイトラベルや、クラシカルエディションと同じ世界の5大ウイスキーです。サントリーの「Ao」も同じですね。

「5大ウイスキー」とは、次の5つ。
①ジャパニーズウイスキー
②スコッチウイスキー
③アメリカンウイスキー
④カナディアンウイスキー
⑤アイリッシュウイスキー

「ジャパニーズ」は秩父蒸溜所で造ったものを。他の4つは海外から輸入したものを、秩父蒸溜所でさらに熟成させているそうです。
(ただし、どこの蒸溜所の原酒かは非公開です。)

この5種類の原酒を使っているので、カテゴリーとしては「ブレンデッドウイスキー」になります。

「リミテッドエディション」はレギュラーラインナップの「ワールドブレンデッドシリーズ」では一番価格も高いので、もしかすると今は無き羽生蒸溜所のモルトも使われている可能性も!

 

スペックはこんな感じ。

 

 

早速いただきます!

まずは香りから。

熟したリンゴやプラムの砂糖漬けのような、甘くてフルーティーな香りがしますね。さらに、バターサンドのような、穀物感とコクを感じます。
アルコールの刺激はほとんどなく、スモーキーな感じもありません。
これは甘くってとてもいい香りですね~。

ストレートで飲んでみます。

アルコール度数は48度と高めですが、それを感じさせないほどなめらかで、すーっと口と喉に入ってきますね!飲みやすいです!
やはり、プラムの砂糖漬けとバターサンドの穀物感、甘味、酸味、コクをしっかり感じます。ちょっと花畑のようなフローラルな感じもあるかな。これはめっちゃ旨いですね~。

余韻には樽由来のウッディなほろ苦さと穀物の甘さがわりと長く残ります。少しミズナラ樽由来の、香木のような感じもあるかな。スパイシーさはあまり感じませんね。

 

ハイボールにしてみると、炭酸で割っているので、もちろんストレートほどには感じませんが、やはりプラムの砂糖漬けのようなフルーティーな香りを感じることができます。

飲んでみると、プラムの甘酸っぱさ、バターサンドの甘味とコクがブワっと口の中に広がります!甘味が強めで、飲みごたえも十分あり、とてもリッチな感じです。

最後は心地よいウッディなほろ苦さと、優しい甘味が残り、時間をかけてすーっと消えていくという感じです。これは旨いですね~。

 

甘味が強めなので、食事と合わせるよりは、食後にじっくりハイボールだけで飲みたい感じですね。


「クラシカルエディション」に比べると、フルーティーさ、甘さではこちらの方が上。樽感は「クラシカル」の方が上って感じです。正直甲乙つけがたいかな…。

ただ、値段はこちらの方が3000円ほど高いんですよね。旨いのは確かなんですが、その3000円分の価値があるかというと、ちょっと「うーん」と首をひねってしまいます。どちらかを選ぶなら、「リミテッド」より「クラシカル」でしょうか…。あくまで個人の感想ですが。

 

ということでお気に入り度は82点でした!