グレンファークラス105 | 酒とミステリの日々 時々ラーメン

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ども、OKKAです。

 

今回紹介するのは、おそらく一番リーズナブルに買える「100%シェリー樽のカスクストレングス」のシングルモルト!

 

「グレンファークラス105」です!

 

 

これを作っている「グレンファークラス蒸溜所」はスコットランドのスペイサイドにあります。

その名の通り、緑の草原に囲まれた場所に建っています。(グレンファークラスはゲール語で「緑の草の谷間」の意。)

 

熟成にすべて「シェリー樽」を使っていることでも有名。

 

このボトルの「105」はブリティッシュプルーフと呼ばれる英国独自の単位で、0.571をかけるとアルコール度数に換算できます。105×0.571=59.955で、60度ということですね。

樽の原酒を、加水せずに、60度になるようにブレンドしてボトリングしているそうです。

いわゆる「カスクストレングス(樽出し原酒)」ですね。

 

スペックはこんな感じ。1リットルサイズです。

 

 

早速いただきます!

 

まずは香りから。

まず感じるのは濃厚なドライフルーツの香り。レーズン、イチジク、ラズベリーなどの香りを感じます。
そこに加わるのは蜂蜜の甘い香り。さらに、赤ワインのような香りもありますね。
シェリー樽由来の、ちょっとゴムっぽい香りもしますが、それほど気になりません。
さすがにアルコールの刺激もありますが、これはいい香りですね~。

ストレートで飲んでみます。

さすがに60度あるので、アルコールのアタックがガツンときます!でも、ピリピリしたイヤな刺激はなく、まろやかな感じ。舌の上にはドライフルーツの甘酸っぱさと蜂蜜の甘味が広がり、赤ワインの渋味、樽由来のビターさ、スパイシーさもしっかり感じます

やはりゴム感もありますが、それほどイヤな感じはないですね。
余韻も長く、シェリー樽の特徴をしっかり感じられる1杯です。これは旨いですね!

ハイボールにしても、香りはかなり濃厚なドライフルーツ。

飲んでみると、優しい麦芽と蜂蜜の甘味が口の中に広がります。鼻からは甘酸っぱいレーズンやラズベリーの香りが抜けていきます。
さらに、赤ワインの渋味、クローブやジンジャーのようなスパイシーな風味もありますね。
元が60度あるので、飲みごたえも抜群。リッチでパワフルなハイボールという感じです。
渋味やゴム感も少しあって、これが苦手という人もいるかもですが、OKKA的には旨かったです!

食事に合わせるのは難しいかもですが、やはりドライフルーツは合いそうですね!

また、価格も100%シェリー樽のカスクストレングスで7000円前後(これでも数年前よりかなり上がった…ちょっと前までは5000円台で買えた記憶が…。)なのはかなりリーズナブルだと思います。

 

ちなみに他の「シェリー樽のカスクストレングス」だと、アランが1万円以上、グレンドロナックは1万5千円以上、カバランなら2万以上はします。


また、なぜかネット価格では、700mlと1000mlであまり値段の差がない印象。
ボトルを購入するなら1000mlがいいかも!

 

ということで、お気に入り度は82点でした!