ども、OKKAです。
今回紹介する日本酒は、今ちょっと大変なことになっている石川県のお酒!
「純米大吟醸原酒 加賀の月 百万石乃白」です!
このお酒を醸しているのは加越酒造。
場所は金沢市の南西にある小松市なので、震災の影響はそれほど受けていないのではないかと思うのですが、詳細は分かりませんでした。無事を祈るばかりです。
(未確認ですが、蔵にダメージがあると聞きました…)
ちょっとでも支援になったらと思って、デパートで見つけて購入しました。価格は2200円くらいだったと思います。
「百万石乃白」とは、石川県のオリジナル酒米で、次のような特長があるそうです。
【特長その1】高精白できる
高精白(玄米の表面をたくさん削ること)しても割れにくいため、大吟醸酒に適しています。玄米の表面には日本酒にした時の雑味の原因となる成分が多く含まれるため、高精米によって雑味の少ない日本酒を造ることができます。
【特長その2】すっきりとした味わいの日本酒を造ることができる
原料米に含まれるタンパク質が他の酒米と比べて元々少ないため、日本酒の雑味の原因となるアミノ酸も少なくなり、すっきりとした味わいの日本酒を造りやすくなります。
【特長その3】フルーティで香り高い日本酒を造ることができる
造った日本酒には、リンゴや洋ナシのような香り(カプロン酸エチル)、バナナのような香り(酢酸イソアミル)の成分が多いため、フルーティで香り高いものに仕上がりやすくなります。
【特長その4】山田錦よりも倒れづらく、収量性が高い
山田錦よりも、草丈が1割ほど低く台風などで倒れにくいため、収穫作業が容易であり、さらに、収量性も高いため、お米が多くとれます。
(石川県HPより)
石川県オリジナル酒米品種「百万石乃白」 | 石川県 (ishikawa.lg.jp)
スペックはこんな感じ。
原酒ということで、アルコール度数も17度とちょっと高めですね。
早速いただきます!
香りは穏やかなフルーティー。ちょっと桃やバナナのような感じもありますが、それほど『フルーティー!!』って感じではなく、優しく香るくらいです。
お米を炊いたときのようないい香りもします。
飲んでみると、優しい甘味が口の中にふわっと広がります。純米大吟醸にしては、飲み口はあまり軽くなく、ちょっとどっしりした感じで、しっかりとお米の甘味とコクも感じますね。
鼻からは、桃やバナナの穏やかなフルーティーな香りが抜けていき、ラストはすっと静かにキレる感じ。
これは旨いですね~。
2000円ちょっとでこの味わいはなかなかコスパもいいんじゃないでしょうか。
(ネットだとちょっと高いところもあるみたいですが…)
同じ石川県産のホタルイカの沖漬けと合わせたのですが、これまた旨い!
ぐいぐい進んで止まりません。ちょっとヤバいですね…。
これからも石川県のお酒を見つけたら飲んでいきたいと思いました!
というわけで、お気に入り度は85点でした!