沖縄里帰りから戻る日にコロナを発症しました。
友人に車で空港まで送ってもらう予定が急遽変更になりシャトルバスに乗ったのですが、冷蔵庫のように冷えた車内で気分が悪くなり始め、空港ではすでに悪寒と熱が上がり始める兆しが。
自宅に戻って検温すると8度近くまで上がっていました。悪寒も激しいので保冷枕を用意して就寝。
その後どんどん熱が上がってきました。
奥歯の方まで痛みを感じる9度まで上がり、食事もとれず起き上がることも出来ません。
そして沖縄の最後の三日間体調を崩していた家人が行きつけの内科から戻ってきて、コロナだった、と告げます。
オミクロン株の変種、新種のKP.3。沖縄と、今福岡でも感染が広がっています。
彼の場合は本人に熱がある感覚はなくて、喉に刺すような痛みが続いて食事がうまくできず、息切れと発作のような咳き込みがありました。
それでも一週間ほど経つと生活に支障ないくらいに体調は戻ってきていたのが幸いです。
私の場合は、喉の痛みは発熱して数日後に始まりましたが息切れと咳はなく、頭がもや~っとした状態が続きました。
そして7度前後の熱がずっと、何日も下がらない。
普段体温が低いので7度超えると辛い。
朝目覚めると頭痛がすることもありました。
友人が毎年作る美味しいゴーヤ。
罹患中に最強のビタミンC補給。
検査を受けた内科でもらった「コロナ罹患の手引き」には、ほとんどの症状は5日ほどで和らぐとあり、そんな状態が2週間も続くと流石に不安に。
そこでコロナ後遺症を調べてみると、特徴的な症状のひとつとして微熱が続く、とありました。
Long COVIDというようです。
しかしですが、後遺症というよりもまず完治した感がありません。
一番の問題は自律神経が機能していないことでした。
とても暑い部屋の中で、寒いのです。
食卓で、家人は上半身裸、私は靴下とネックウォーマー、セーターを羽織っている。
真夏と、冬の格好をしたふたりが向かい合って座る不思議。ヒートテックを着ていても背中がゾクゾクと寒い。
一度回復の兆しが見えた時に夜中寝室に冷房をかけられてしまい、またぶり返してしまいました。
それから寝場所を別にしたのですが、発熱から20日経っても恐ろしくゆっくりなペースでしか変化がありません。
毛布を掛けていてもゾクゾクと背中に悪寒、それでいて汗を大量にかくので冷たいと感じる濡れた衣服を夜中に何度も着替える。
日中一度は横にならないといけない。微熱があったりなかったり、といった日のくり返し。
よくあると言われる症状に倦怠感がありますが、私の場合頭がもや~っとするのが長く続き、睡眠開けなのに起きると頭痛がしたり、下痢もありました。
それと、利尿作用のあるルイボスティーや珈琲を飲んでいるのに排尿が少なかったです。
しんどい時には集中力も持続しないので、料理などいろんなことがスムーズにいかない。家人には煮込みうどんやカレーを大量に作って凌いでもらったり。
そうして果てしない4週間が過ぎ、ゆっくりだった変調から突然のように回復しました。
長かったです。
おそらく家人から移ったと思いますが、同じウイルスでも症状が違いますね。
ふたりともインフルエンザに罹ったこともないのですが、コロナも二度と発症したくないです。
内科の先生に「コロナは初めてですか?」と聞かれたので、何度も患う場合もあるんですね。
回復後は疲労感もなく、だらだら続いた微熱もありません。
罹患時から味覚と臭覚障害はありませんが、感染後に塩味を強く感じるようになっています。
味覚ではないけれど、刺激が強くて長く舌の上に乗せていられなかったスペアミントの歯磨き粉が、罹患中は全く平気でした。
回復した今は前ほどではないですが、やはり辛くて舌の上に長くは置けません。
オキシャンティのサイトHPはこちらから。