季節外れの投稿になっちゃいましたが、季節のお料理を作りました。

 

桜ご飯と筍の煮物。

 

 

 

 

糸島は春になると筍が旬で、掘りたてのものや茹でてあるものがたくさん市場に出ます。

 

関東に住んでいる妹が生の筍を見かけたけれど、糠が売ってないので諦めたと言ってました。

米騒動の影響がこんなところにも出ているんだな。

 

たまたま今年は茹でてあるものを買っていますが、もしかしてこちらもそうだったのかも知れない。

 

我が家は玄米を買って家で精米するんですが、今玄米が手に入らない。有機食料の定期便サービスをお願いしていますが、そこにも精米か5分づきのお米しかありません。

 

家人のぬか床が最後の糠を使ってしまったので、米騒動も早く収束して欲しい。

 

さて、桜の塩漬けはお漬物の定期便におまけとして付いてきました。

 

 

 

 

家人が定期便でお願いしている京都のお漬物屋さん。

 

お漬物が大好きで自分もぬか床を持っている彼に、ある日なぜいつもアミノ酸に漬かった漬物を買ってくるのかと聞いたのです。

 

好きなものなんだから、たまにでもほんとうに美味しいものを買ったらいいんじゃないかと。

 

まったくだと納得した彼は京都の老舗のお漬物屋さんの定期便があることを知り、それ以来2か月おきにとても美味しいお漬物のアソートが届きます。

 

やはりスーパーや市場などで手に入るいつものものとは格段に違って、味はもちろんですが珍しい素材が目から鱗の漬かり方のものがあったりなど、とても楽しみです。

 

 

 

和食の季節を感じるお料理、もっと作ろう。

 

 

 

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短期記憶の喪失からの続き。

 

離れて暮らす家族と認知症検査に行く前に、私自身もMRI検査と認知症検査を受診しました。

 

自分が言ったことを忘れているよ、とオヤジから何度か指摘され、彼自身も脳ドックに入るというタイミングだったので私もと。

 

私の結果は問題はなく、脳の萎縮具合もないということでしたが、受診クリニックの先生にはこの様に頑張れば(試験に挑むと)きちんとできるので、集中力が散漫になっているのかもとご指摘いただきました。

 

なるほど、そうかも。

いろんな気づきがある体験でした。

 

 

前回の投稿はご興味あればこちらから↓

 

 

 

家族の検査は実家から通える個人のクリニックを探しました。自分の経験からも大きい病院より良いと思ったのです。

 

受診する数日前のこと。

同じことを何度も繰り返して話し続ける心配な様子だったので、聞いていたことを目の当たりにしてちょっと覚悟もしたのですが。

 

検査結果はギリギリ認知症の手前でした。

短期記憶はダメだということでしたが。

 

アルツハイマー型認知症は一般的に短期記憶障害から発症するようです。

 

今回はMRIと認知症問診、医師診察と血液検査のみ。

初めてのたくさんの検査で結構なストレスだったろうと、アルツハイマーの検査はしなかったのですが。

 

血液検査は認知症の原因の特性を観るということでしたが、後日に出た結果も心配ないということでした。

 

ですが、短期記憶がダメだということは日常生活に結構な支障が出ます。

覚えないので、一緒に暮らす人に負担が大きいのです。

 

外食して楽しく過ごした夜も、そうだっけ?となります。

 

本人にはおかしいという自覚があまり無いようで、ガミガミといつも叱られている、という印象を持っているようで。

 

実際福岡から電話で話している時は、本人ではなく家族が仕事のことなどでイライラが募って理不尽に怒りをぶつけてくる、といったことを言っていました。

 

どちらも可哀想な日常が辛い。

 

火の始末や玄関の施錠などを気をつけるように、といった基本的なことを言われているのですが、何度もやるんだろうなと想像できました。

 

 

 

ツツジが咲き始めた我が家の庭。

 

 

医学ではもっと栄養学を教えるべきと主張する「食事のせいで、死なないために」の著者マイケル・クレガー氏は臨床医だった頃に診断結果を伝えるのを最も恐れていた病気がアルツハイマーだと言っています。

 

コレステロールが動脈にこびりついて蓄積するプラークではなく、たんぱく質が水に溶けない繊維状に変化した物質、アミロイドの脳内組織内蓄積が記憶障害を引き起こしていくと考えられています。

 

不治の病ではあるけれど予防することも可能で、それが食事と生活習慣。

成人病はほとんどがそう言えるでしょうが。

 

アミロイドは慢性的な炎症によって形成されるので、厳格な菜食をせずとも炎症を起こさない食事を心がけるだけでも助けになると思います。

 

天然の抗炎症物質であるビタミンA、Cを含むベリー系の果物やオメガ3脂肪酸、食物繊維を多く含む食物。

そして加工食品や砂糖、高脂肪の食品を控えめにする。

 

実家では父の闘病時から病院の栄養管理士の指南を元に家族が食事を作っているので、離れて暮らしている私は余計な口出しをしないようにしています。

 

意見が違う面もあるので。

 

誰にも起こりうることですが、記憶を失っていくことは、人生を失っていくような辛いこと。

 

でもそれを刹那でも取り戻せる手段があるかも知れない、と思わせてくれたのが音楽の力です。

 

サンダンス映画祭2014年ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞した「ALIVE INSIDE」(邦題は「パー ソナル・ソング」)。

認知症やアルツハイマーを患う高齢者たちへの、音楽療法を推進するソーシャルワーカーの試みを追う記録映画です。

登場する医師のひとりが話していますが、音楽は脳の非常に広い範囲に刺激を及ぼすそうです。

 

それを証明するかのように、音楽を聞いた途端、突然スイッチが入ったように再び自分自身と繋がる人々。

 

その映画のあまりのインパクトに、後年好きだった音楽を聴いたり新聞を読むのもやめてしまった父にアイポッドを渡しました。

 

好きなクラシックをたくさん入れましたが、いろいろなことが億劫になってしまっていたのか、機械を操作するのが負担だったのか、聴いてくれることはなかったんですが。

 

もしかしたらもう少し早く渡すことができれば、良かったのかも知れません。

タラレバの話しですが。

 

 

音楽療法の映画に関してのエントリはこちらから↓

 

 

 

 

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「メメント」という映画を観た時の衝撃は忘れていない。

 

短期記憶を失ってしまった男が殺された愛妻の復讐を遂げようとするサスペンスで、脚本と監督は話題になった「オッペンハイマー」を撮ったクリストファー・ノーラン氏。

 

未鑑賞で興味がある人には壊滅的なネタバレになるので詳しいストーリーは書きませんが、 10分以上の記憶を保持できなくなった男が手がかりをタトゥーに彫り込みながら、妻を殺した犯人に迫っていきます。

 

余談ですが映画の脚本は弟のジョナサン氏の当時未発表の小説がもとになっていてます。

 

メメントでは主人公の記憶障害は妻を殺されたショックから生じた設定でしたが、短期記憶の喪失は海馬の損傷などからも起こります。

 

研究者を目指す学業優秀な大学生だった青年の、短期記憶障害発症後のドキュメンタリーを観たことがあります。

 

彼は一日経つと全てを忘れてしまうので、朝起きるとまったくの新しい、就寝するまでの一日が始まります。

 

その一日の時間が記憶に残ることはないのでメメントの主人公のように大量のメモを書きますが、次の日にそれを読んでも意味が分からない。

 

もがき苦しむ痛ましい毎日で、その最たる出来事が母親との和解でした。

長年の確執があったふたり。

 

苦しむ息子をみた母親の歩み寄りもあり、繰り返す新しい一日で親子は時々仲直りするのですが、一晩経つといつも和解前に戻ってしまうのです。

 

そうして時を過ごしたのち、発症以降の記憶を積み重ねられない青年は研究者になるのを諦めます。

海馬ではなく、大脳基底核や小脳などの脳部位で処理されるといわれる非陳述記憶に頼り、籠を編むという手作業を生業にして生きていくことにしました。

 

非陳述記憶は言葉で表せない記憶、と定義されています。

 

そのひとつである手続き記憶は、自転車の乗り方やボールを投げるなどといった、反復作用で形成される動作や技能を体で覚える長期記憶です。

 

認知症で記憶障害が進んでいてもピアノの弾き方は変わらず覚えている、といった場合があるのは、大脳の深い部分にある「大脳基底核」に関わる手続き記憶がまだ保たれているといえます。

 

 

 

実家のマンションがある敷地内の庭。

一年中ボランティアでお世話をしている人が

お花を咲かせている素敵な空間。

 

 

アルツハイマー型認知症は短期記憶障害から発症するのが一般的ということです。

 

先日離れて暮らす家族と認知症検査に行きました。

 

一緒に生活している家族がついさっき話したことを覚えていないなどの著しい変化に、留守中ひとりでいることを心配し初めたので。

 

実は私自身も少し前に認知症検査を受診しました。

自分が言ったことを忘れているよ、とオヤジから何度か指摘され、若年性認知症の可能性もあるかも知れないし。

 

彼自身も脳ドックに入るというタイミングだったので、同じクリニックで私もと。

 

長くなったので続きは次の投稿で書きます。

 

 

 

 

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大好きな友人、さゆりちゃんが来てくれました。

 

3度目(←2度目だと思ってた)の糸島滞在。今回は温泉好きの彼女のために遠出を。

由布院の湯平温泉と南阿蘇に出かけてきました。

 

温泉フリークのさゆりちゃんのマストな希望で源泉かけ流しの宿を探したら、住所は由布院だけれど湯平温泉のお宿が日程・予算供にヒット。

 

ところで今回勉強した「源泉かけ流し」とは何かと言うと、循環させない温泉のこと。

湧き出た新鮮な温泉を常に浴槽に注ぎ続けてあふれさせる状態なのだそう。

 

糸島在住の友人、まっちゃんも誘ってのロードトリップ。

初日の由布院は、スタイリストだった彼女の友人の元カメラマンが営むカレーうどん屋のランチを目指しました。

 

由布院の観光スポットど真ん中からは離れた山間にある小さなお店ですが、日本人、中国人、韓国人のグループが外まで待機していました。

 

さすがミシュラン・ビブグルマン獲得のお店。

 

 

 

 

 

 

店主が撮ったハイコントラストな写真が壁にかけられたお洒落な空間で、赤と白の2種類あるカレーうどんも最高に美味しいです。

 

 

 

 

うどんが終わった後はご飯を入れる。

ガーリックチップスをトッピングするとこれもまた相性ピッタリです。

何というか、いちいち心をくすぐられるというか、人たらしな絶妙バランスのセットでした。

 

ランチ後は由布院の有名な湖のある辺りで散歩と珈琲を飲んでから湯平温泉の宿泊先へ。

 

あの辺りはもう、原宿か!という混み具合でメインストリートへ足先は向きませんでした。

 

湯平温泉はかなり山奥の秘境な空気感の場所にありましたが、お宿のお湯も食事もとても良かった。

 

予定していなかった南阿蘇行きは、夕飯時に上がった話題で今までで最高だったのが熊本の地獄温泉だったというさゆりちゃんの話から。

 

調べてみると日帰りで入れるのだということが分かり、帰路途中で立ち寄ることにしました。

 

由布院から熊本までの道中は、春の野焼きが終わって黒々とした山肌が続いています。

 

初めて見る九州のランドスケープに心躍る。

 

雄大な阿蘇の草原を守り維持していくために、何千年もの間地元のひとたちによって行われてるのだそう。

 

素晴らしいドライビングロードで、緑に染まったこのパノラマを走るのは圧巻だろうと想像できました。

 

ランチは再び、元スタイリストのまっちゃんの友人が営むお蕎麦屋へ。

 

東京でグラフィックデザイナーをしていた彼女の手打ち蕎麦は、糸島に越してきて以来まっちゃんが年越しそばとして毎年年末に届けてくれるもの。

 

こちらのお店も、その日のお蕎麦がなくなり次第売り切れ御免の人気店でした。

 

 

 

阿蘇の自然薯をすりおろしたタレでお蕎麦をいただく。

 

 

満足なお昼の後はそこから遠くない白川水源という湧き水がある神社さんへ。

 

 

 

 

 

南阿蘇は湧き水が豊富らしい。南阿蘇村湧水群と呼ばれる水源は、全部で11ヶ所あるそうです。

 

白川水源は良質な軟水が湧き出る水汲み場としても有名で、たくさん人が汲みに来ていました。

 

知らない所がまだまだたくさんあります。

 

 

 

 

そしていよいよ、さゆりちゃん曰はく熊本一という地獄温泉へと。

 

混浴の硫黄温泉でしたが、男性は短パン、女性はムームーを着て入ります。

 

その前に男女別の酸性のかけ流し温泉につかってから露天の混浴風呂に行きました。

 

 

 

 

結構温度の高い場所と、ゆったり入れるぬるめのお湯、そしてものすごく冷たい冷泉がはられている三つの浴槽があって、さゆりちゃんが居なければ絶対入らなかっただろうその冷たい水に2回も入ったのは我ながら驚きです。

 

でも彼女の言う通り、外気温10度とは思えないくらい体がじわじわと温まり、肌もしっとりしているのが分かりました。

 

温泉だらけの九州に住んで5年目。

ようやく経験したその効力に、いろんな意味で感動です。

 

 

 

 

 

 

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母とビデオ電話をする時に大声で叫ばないと話ができなくなったので、補聴器を買いました。

 

ですが最近つけない時が多くてまた大声で話をしないといけなくなっているので、どうして日常的に使ってないのか聞いたら、調整してもらわないといけないのだと。

 

床を歩いている家族の足音や、ドアの開閉、呼び鈴などの環境生活音(?)というのでしょうか。

それらがとても大きく聞こえてちょっと不快なんだそう。

 

日々改良されているとはいえ、補聴器は人間の耳ではないので同じようには聞こえないだろうな、と考えていたら、シンクロニシティ的にこんな記事を目にしました。

 

聴覚情報処理障害/(APD)という症状を持つ若い世代が増えている。

 

APDとは聴覚に異常があるわけではなく、聴力は充分なのに脳の情報処理能力に問題があり、聞こえているけれど特定の条件、たとえば雑音下などでの聞こえにくさや、言葉が音として入ってくるけれどその意味が分からない、などの症状が出る。

 

音や話し言葉を理解するのが難しくなる中枢神経の障害とあります。

 

記事では専門家たちの間でその原因の一つにノイズキャンセリングのヘッドフォンなどの過剰使用が関わっている可能性があるのではないか、との考察がレポートされています。

 

詳しい内容はリンク先からぜひどうぞ。

 

読んだ記事はこちらから↓

 

 

日常においては様々な音が溢れていて、脳はそれを常に処理している。

 

それをノイズキャンセリングのように特定の音だけを選択する言わば「偽の音環境」に身を置いていると、若い年齢の脳が情報処理するための成長を遅らせる。

 

研究者たちの意見の中で、車のクラクションなど日常の音を遮断することで、脳が雑音をフィルタリングすることを「忘れてしまう」可能性があると指摘しています。

 

この記事で母が補聴器を買ったお店で言われたことを思い出しました。

 

加齢で難聴の環境が続くと、言葉を忘れていく。

怖いです。

ゆえに補聴器をつけて聴こえる状態にした方が良いのだと。

 

字幕付きで映画や動画を観るのも、10代後半までに起こる脳の高度な聴力の完成を妨げたりするらしい。

 

記事には最近の子供たちは広く一般的にキャプション付きの動画を観るようになっているとの指摘もありました。

 

 

 

冬はホットチョコレートが恋しい。

 

 

それとは違う話ですが、私は英語の勉強のために英語のキャプションを読みながらドラマなどを観ました。充分成長してからですが。

 

でも字幕なしの方が上達したのかもと、ふと思いました。

アメリカの大学で英語に晒されて学習したら何倍もの速さで上達したので。

 

人間の脳はかなり不完全な状態で生まれてくる。

その成長のためには知識のみならず、経験値がとても重要な役割をするのだと分かります。

 

よく聞くお決まりな言い方だけれど、便利で快適なはずのテクノロジーが危うい結果を引き出している。

 

けれどそれを具体的に分かりやすく伝えてくれる、すごく興味深いお話しです。

 

 

 

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