大好きな友人、さゆりちゃんが来てくれました。
3度目(←2度目だと思ってた)の糸島滞在。今回は温泉好きの彼女のために遠出を。
由布院の湯平温泉と南阿蘇に出かけてきました。
温泉フリークのさゆりちゃんのマストな希望で源泉かけ流しの宿を探したら、住所は由布院だけれど湯平温泉のお宿が日程・予算供にヒット。
ところで今回勉強した「源泉かけ流し」とは何かと言うと、循環させない温泉のこと。
湧き出た新鮮な温泉を常に浴槽に注ぎ続けてあふれさせる状態なのだそう。
糸島在住の友人、まっちゃんも誘ってのロードトリップ。
初日の由布院は、スタイリストだった彼女の友人の元カメラマンが営むカレーうどん屋のランチを目指しました。
由布院の観光スポットど真ん中からは離れた山間にある小さなお店ですが、日本人、中国人、韓国人のグループが外まで待機していました。
さすがミシュラン・ビブグルマン獲得のお店。
店主が撮ったハイコントラストな写真が壁にかけられたお洒落な空間で、赤と白の2種類あるカレーうどんも最高に美味しいです。
うどんが終わった後はご飯を入れる。
ガーリックチップスをトッピングするとこれもまた相性ピッタリです。
何というか、いちいち心をくすぐられるというか、人たらしな絶妙バランスのセットでした。
ランチ後は由布院の有名な湖のある辺りで散歩と珈琲を飲んでから湯平温泉の宿泊先へ。
あの辺りはもう、原宿か!という混み具合でメインストリートへ足先は向きませんでした。
湯平温泉はかなり山奥の秘境な空気感の場所にありましたが、お宿のお湯も食事もとても良かった。
予定していなかった南阿蘇行きは、夕飯時に上がった話題で今までで最高だったのが熊本の地獄温泉だったというさゆりちゃんの話から。
調べてみると日帰りで入れるのだということが分かり、帰路途中で立ち寄ることにしました。
由布院から熊本までの道中は、春の野焼きが終わって黒々とした山肌が続いています。
初めて見る九州のランドスケープに心躍る。
雄大な阿蘇の草原を守り維持していくために、何千年もの間地元のひとたちによって行われてるのだそう。
素晴らしいドライビングロードで、緑に染まったこのパノラマを走るのは圧巻だろうと想像できました。
ランチは再び、元スタイリストのまっちゃんの友人が営むお蕎麦屋へ。
東京でグラフィックデザイナーをしていた彼女の手打ち蕎麦は、糸島に越してきて以来まっちゃんが年越しそばとして毎年年末に届けてくれるもの。
こちらのお店も、その日のお蕎麦がなくなり次第売り切れ御免の人気店でした。
阿蘇の自然薯をすりおろしたタレでお蕎麦をいただく。
満足なお昼の後はそこから遠くない白川水源という湧き水がある神社さんへ。
南阿蘇は湧き水が豊富らしい。南阿蘇村湧水群と呼ばれる水源は、全部で11ヶ所あるそうです。
白川水源は良質な軟水が湧き出る水汲み場としても有名で、たくさん人が汲みに来ていました。
知らない所がまだまだたくさんあります。
そしていよいよ、さゆりちゃん曰はく熊本一という地獄温泉へと。
混浴の硫黄温泉でしたが、男性は短パン、女性はムームーを着て入ります。
その前に男女別の酸性のかけ流し温泉につかってから露天の混浴風呂に行きました。
結構温度の高い場所と、ゆったり入れるぬるめのお湯、そしてものすごく冷たい冷泉がはられている三つの浴槽があって、さゆりちゃんが居なければ絶対入らなかっただろうその冷たい水に2回も入ったのは我ながら驚きです。
でも彼女の言う通り、外気温10度とは思えないくらい体がじわじわと温まり、肌もしっとりしているのが分かりました。
温泉だらけの九州に住んで5年目。
ようやく経験したその効力に、いろんな意味で感動です。

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