前傾(反り腰)も後傾(腰が丸くなっている)もなく、骨盤が立った状態と定義されます。

 

もうひとつは水平であること。

これは脚を組んだり頬杖をつくことで左右の傾きが生じてない状態。

 

「骨盤の正しい位置」の定義ですが、実際にどういう状態なのかを体感的に感じるのが難しいのではないでしょうか?

 

私自身、長年ボディワークをしていて伝えるのが難しいところのひとつだなぁと思っているので。

 

前々から感じていますが、ピラティスの先生たちはそういうのお伝えするのが上手です。

 

以前沖縄で「ストレッチーズ」という、伸縮性のある布を使うピラティスの体験クラスに参加した折に、講師の石山典子先生のご誘導はいろいろと勉強になりました。

 

 

ご興味あれば、こちらから↓

 

 

最近クラスで私がよく話している方法は、おへその裏側辺りの背骨まわりの筋肉、そこが緊張していないポジションを探そう、です。

 

簡単に言うと、骨盤が前傾して反り腰になっている時も、後傾して腰が丸くなっている時も筋肉は緊張しています。

 

前傾している場合は縮み、後傾すると伸ばされるため、骨盤が立ち上がっている時はどちらの負荷もかからずにリラックスしている。

 

座位で正しい骨盤のポジションかどうかをみてみるのによい指針となります。

 

正しい姿勢を体感的に感じるのが目的なので、いろいろ聞いたり見たりして自分が理解しやすい説明を取り入れると良いと思います。

 

というのも、エキスパートの言葉でも自分にはぴんと来ないものもあります。

 

ピラティスのインストラクターでからだのしくみをとてもよく分かっている先生が、あるWSで胸郭の引き上げと肩甲骨の位置関係を説明するのに「リュックサックをしょっている背中」と言いました。

 

私はこれ、難しいなと感じたんですね。

リュックを背負っている姿勢は人それぞれだから。

 

 

YinC01

 

 

からだの歪みは慣れてくると分からなくなる。

そもそもからだの感覚を感じるのが難しいからなのですが。

 

感情もからだの反応だというのに、からだの感覚をないがしろにし、受けとめられない私たち。

 

いろんな理由はあるけれど、ひとつは情報過多になっている生活様式の影響があると、私は考えます。

 

自分の体はこんな風に感じているけれど、他のケースには当てはまらないようだから、自分が間違っているのだろうか、といった外に意識が向きすぎての迷いなんかも生まれてしまう。

 

自分の感覚を研ぎ澄ますには、ある程度プラクティスが必要です。

 

陰ヨガやリストラクティブは体の感覚により強く意識を向けるので、アクティブなヨーガと並行して取り入れるのもお勧めです。

 

 

 

 

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