台風の影響か、突然の強い雨や夕方のスコールと、梅干しを干していても常に空の様子を気にしなくてはならないここ数日の沖縄の天気。今朝も大雨が降っています。うちのウインドサーファーは早朝から海に出かけました。
今年は熊野から大量の自然栽培の梅をいただきました(記事はこちらから)。例年の3倍の量を漬けているため、三日三晩の天日干しも複数回に分けています。
第一弾は無事終わりましたが、今の第二弾は外に出したりしまったり。来週からインドへ行くので、最後の籠は戻ってからの作業になりそうです。
これと同量の天日干しがあと2回。
夏はマンゴーを始め、パッションフルーツ、パパイヤ、トマティーヨ、露地ものパイナップルと南国の果物が出揃う沖縄ですが、今年初めて食べたピンクドラゴンフルーツに感動しているところです。
ドラゴンフルーツは果肉が白と、マゼンダ(赤)、他にも黄色とゴールドがあるようですが、白は淡泊な味でサラダなどに入れたり、甘みのある赤はフルーツとして食します。外からの見た目では果肉の色は判断できず、包装などに必ず白・赤と表示されています。
レッドピタヤのマゼンダ色の成分はポリフェノールの一種"ベタシアニン"、アサイー以上に強力な抗酸化作用を持ちます。ビタミンB群にC、カロチンなどのビタミン類、ミネラルと食物繊維、そして体を疲れさせないカリウムも豊富で、まさに夏のスーパーフルーツ。
ちなみに"ピタヤ"とは元々亜熱帯地方に生息するサボテン科の果実のことを示すそうです。ドラゴンフルーツはサボテンなんですね。
先週金曜日、いつものように「モーニングパワー」クラス終了時間に池田屋お豆腐ベンダーがスタジオ前にやって来ました。賞味期限が迫っていたりでお買得になっているものが寄せられているトレイを覗くと、ドラゴンフルーツが並んでいます。
お知り合いが作っている、果肉がピンクの珍しい種類だというので買ってみました。
YYWS最初のクラス「バガヴァッドギーター集中講座」も金曜日。
池田屋お豆腐ベンダーがやって来るいつもの時間に休憩し、群がるご参加者のみなさまとYY先生。
お豆腐ベンダーが持ってきた、ピンクの果肉のドラゴンフルーツ。
このピンクピタヤ、実はとても甘いのです。酸味が少しあり、レッドピタヤにある南国果実に特有のむっとくる感じはなく、爽やかでいて美味しい甘み。
普段ドラゴンフルーツをそのままいただく時はレモンジュースを絞って食べますが、微かな酸味があるのでそれも必要なく、一口食べたらあっという間になくなりました。
この私が感じた酸味のある甘みですが、ドラゴンフルーツはパイナップルと同じく追熟せず、収穫後の状態から糖度が増すことがないそうで、もしかしたら完熟する前に収穫したものだったのかも知れません。
調べてみると、ピンクは人工交配で作られた品種で、甘みも一番強いのだそう。見たことはありませんが、沖縄で栽培されている「ちゅらみやらび」は品種登録されているピンク種のひとつで、大きくジューシー、加えて糖度が15度以上とかなり高めのもののようです。
どこかで見かけたらぜひ食べてみたい!
そう、ピタヤは不足するとイライラが増すというマグネシウムもたっぷりです。美味しくて穏やかに気分も保ってくれるハッピーフルーツ、この夏はピンクピタヤを追いかけます(笑)。