毎年ありがたいことに南高梅を送ってくれる、TT同期の熊野のヤッチャン。

 

ここ数年はオーガニックや自然栽培のものを送ってくれていましたが、今年は彼女のヨーガクラスに通っている梅農園所有の生徒さんが、ご好意で大量に送ってくださいました。

 

7年消毒していない、20年は除草剤も使っていない農園で育った梅で、今年は大豊作なのですって。
 

送ってくださった農園主の持ちものになる以前は耕作放棄地だったゆえ、おそらくは20年よりも長期間除草剤は不使用でしょうとのことで、有機配合肥料を少し施肥する以外は時々、草刈りだけの管理で育てているそうです。

 

 

 

 

東京研修に向かう朝、空港へ出かける前に届いた第一弾。24㎏の大量の青梅。

下は農園の外観。美しいお山の中。

 

 

 

後ろ髪を引かれながらもその日の午後に東京へ発たねばならぬ私は、パートナーに梅を洗って乾かしてもらうようお願いし、梅酵素のレシピを伝えて梅たちを後にしました。

 

そして一週間のち。玄関のドアを開けたとたんに家中に漂う桃のような芳香に迎えられ、なんと幸せな気持ちになったことでしょうか。

 

 

 

 

床には第2弾のまたまた大量の梅たちが、新聞紙の上で乾かされており、どうやら待ったなしの梅しごとが必要な状態です。

 

 

 

 

オヤジが仕込んだ梅泡盛と、梅酵素ジュース。例年よりも砂糖の溶け方が速い!

 

 

 


園地は熊野灘から1.5kmしか離れてない高台にある暖地だそうで、それもあって今年の梅の熟度は早いのだそう。心配されていましたが、戻った時にはちょうど熟し具合が梅干しにはちょうど良いくらいになっていました。

 

 

 

自然栽培の梅たちは、ソバカスがいっぱいあります。

 

 

沖縄で減塩の梅干しを漬けるのは、危ない橋を渡ること。というか、やっかいなこともよく起こります。

 

内地でも常温保存が可能な塩分量最低の目安は15%、私は沖縄で11%以下の梅干しを作ったことがあります。その年のものではありませんが、ある年にはカビが発生してしまい、濁った梅酢を沸かし、仕込み中の梅を全て泡盛で洗ってから戻し、ようやく天日干しにこぎつけたこともありました。

 

今年は梅雨前からかなり湿気が高い日が続いているので、私のマクロビの師匠である弘子先生のアドバイスを受けて、15%で仕込むことに。

梅しごとの作業中にお腹を満たす、めはり寿司も用意しました。

 

これも熊野からの嬉しい便り。高菜で包んだおにぎりですが、熊野を訪ねた時にこれを大好きになったパートナーが、冗談半分ヤッチャンにめはり寿司が食べたいな~と話したら、彼女がどこで探してきたのか、めはり寿司制作の美味しいキットを送ってくれました。

 

私が東京滞在中に届いたんだから、お好きなご本人が作ったらよいのじゃないの、と言いましたけれども、作ってもらおうと待ち構えていたパートナー。

私も初めてだから、作るの結構難しかったです(笑)。

 

ご飯は80gとレシピにあり、米の量は少なくとても小さいお握りになるかと思うとそうではありません。もっとも最初はとても大きく握ったらしく、名前もそれに由来するようですが。

 

 

 

ヤッチャンのコメント。

葉っぱ大きいでしょー
もしくは切れてる?

昔の人は、目を見張る程大きいおむすびにしたんだって。
山仕事、野良仕事の途中に食べるため。
だから、お茶碗2杯分ぐらい包んでみたいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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