10年目に思ったこと。 | お気楽妻コミィの日記。

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どんなに辛い時だって、アハハと笑ってみせるんだ!!!

こんにちは、お気楽コミィです。

今年に入って2度目の更新です。

 

前回、虫垂炎でCT検査に引っかかったお話について書きました。

その翌日が外科の通院日で、大腸内視鏡検査の結果について、改めて消化器外科の先生からお話を聞く日でした。

内視鏡で検査を受けている時に特に異常もなかったし、

 

「大丈夫ですね、異常なしです」

 

と言われる気満々で行きました。

それなのに、またしても

 

「内視鏡検査では異常はなかったけれど、腫れている虫垂の中に悪いものがあるかどうかは取って検査してみないとわかりません。

手術することをオススメします。」

 

と言われてしまった。

先生は意地でも私を病気にしたいのか?と思うほど、怖いことをたくさん言ってくる。

私は大病をしているし、もしも万が一、何かあった時にあの時になんで言ってくれなかったの?

と言われないためにも、いいことばかりではなく、万が一のことも話さなければならないこともわかる。

けれど、内視鏡検査でわからないのならば、最初からそう説明してくれればいいのに。

内視鏡検査で問題なければ、それで大丈夫だと思って受けたのに。

内視鏡検査、なんの為にしたのよ・・・

 

などと説明を聞きながらイライラ。

しかも同じ女性の先生で、同じ大学病院で私が手術を受けていることも知っているのに、

簡単に手術手術と言ってくるのも、カチンときてしまった。

腹腔鏡だろうがなんだろうが、お腹にこれ以上、無駄な傷はつけたくないのに。

 

それで

 

「PET検査でそれは分からないんですか?」

 

と聞いてみたら、絶対とは言えないけど大体はそれで分かる・・・みたいな返事。

私は手術はしたくなかったので、PET検査を受けることにして異常なければ手術はしないという選択をしました。

 

PET検査も10年前に手術して以来、久しぶり。

自分で決めたこととは言え、すごくドキドキ。

何か見つかったらどうしよう。

盲腸じゃなくても、何か見つかったら・・・

そう考えたら本当に怖かった。

 

PET検査を受け、結果が出るまで色んなことを考え、虫垂炎についても色々調べました。

虫垂炎はひどくなると、お腹の中で破裂することもあるようで、

そうなると手術も大変になることもわかりました。

だったら、なんともないうちに手術して取ってしまうのがいいのかもしれないな・・・と思うようにもなりました。

 

で、PET検査の結果は異常なし。

先生からも

 

「様子見でも大丈夫ですが、やはり半年に1度は検査を受けたほうが安心だと思います」

 

という説明を受けました。

半年に1度の検査・・・これも大変だね。

というわけで、手術をして虫垂を取ってもらうことになり、先月末に入院し、手術を受けました。

先生からは

 

「腹腔鏡で取りますが、過去に手術をしているので癒着していた場合は、

前の傷跡を利用して開腹手術で取ります」

 

と言われました。

スムーズに行けば2時間弱の手術で入院も数日・・・と言われたのですが、

やはり手術をしてみたら、お腹の中の癒着がひどく腹腔鏡から開腹手術に変更、結局6時間近く時間がかかってしまいました。

目が覚めて、開腹手術になったと聞いたときは、やはりちょっとショックでしたが見てみたら、そんなに傷跡もひどいわけではなく、これなら安心。

そしてやっぱり翌日から歩く練習。

前日まで出来た動きが全て出来ない・・・

寝返りさえ打てない。

それでも10年前の手術の時よりも切った幅が狭いので回復は早く、1週間ほどで退院になりました。

 

退院してちょうど2週間になりますが、

1人で電車に乗ってお出かけも出来るし、お酒も飲めるし、元気に過ごしています。

昨年から始めたピラティスも、来週から再開する予定。

 

 

と、昨年末からのバタバタを書いてみました。

10年目に改めて体のチェックをしたような感じです。

大変だったし、イライラすることもたくさんありましたが、結果としては体の総点検が出来て良かったなと思います。

そして忘れかけていた色々なことを思い出したような気がします。

健康であることの大切さや病気の怖さ・・・

忘れていないつもりだったのに、大切なことを色々忘れていたような気がします。

 

10年前よりも若くはないし、無理はできないお年頃になってきました。

もっともっと自分の体を大切にしていかねばと思わずにいられない10年目の出来事でした。