どうも「の」です。
仙台市青葉区にある『大崎八幡宮』へ行きました。
なんとこちらの社殿(本殿・石の間・拝殿)は国宝に指定されているんだとか
これまた大きな朱色の鳥居
扁額も立派
大きさは「縦≒3.0m・横≒1.6m」ほど、おおよそ畳3枚分程の大きさだそうです。
『八幡宮』の文字は、仙台藩五代藩主 伊達吉村公の揮豪によるものを拡大したもの。
石の鳥居を潜って階段を上がりましょう
ウヒョーーーかなりの段数
それもそのはず”大石段”って呼ばれてるくらいやもん
上から見下ろすと傾斜の凄さが伝わるかな。
思い出しただけでもキツさが蘇る
表通りに面した大きな朱色の鳥居が一之鳥居、階段の前にあった石の鳥居が二之鳥居だったみたいね。
階段を上りたら三之鳥居がございました。
立派な鳥居だこと
石畳を進んで行くよ
”茅の輪”が見えてきました夏の神社ではよく見かけるよね。
”茅の輪くぐり”といって、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。
看板にくぐり方が記されていましたので、その通りにくぐらせてもらいました
いよいよだぞーーー
こちらは『長床(ながとこ)』と呼ばれる建物で国宝の社殿の前に位置しています。
検索してみると‥
国宝の大崎八幡宮本殿・石の間・拝殿の前方に位置する。桁行(けたゆき)九間,梁間(はりま)三間,入母屋造(いりもやづくり),こけら葺で正背面中央に軒唐破風(のきからはふ)が付く。通り抜けのできる割拝殿(わりはいでん)形式で,西側が神楽殿(かぐらでん)と楽屋で,内部に絵馬が飾られ,東側は畳間と物置室になっている。
建立時期は不詳であるが,「仙台藩封内(ほうない)神社仏閣等作事方役所修繕ニ属スル場所調」(貞享3年(1686)奥書)の図に長床が記されていることから,これ以前の建築である。長床は,素朴な素木造(しらきづくり)で,豪華で壮麗な社殿とは対照的な趣がある。
その長床をくぐって姿を表したのが国宝の社殿です
いろんな角度から失礼しまーす
御祈祷受付のテントがなかったら良かったのに
この国宝の建物についてはを読んでみて下さい。
あらゆる場所の装飾が繊細で煌びやかで素晴らしいと思います
境内社も”太元社”をはじめ多数お祀りされておりました
金刀比羅社もあったよぉ〜写真がなくてごめーーーん。
太元社の社殿には御神像の『太元師明王(たいげんみょうおう)』が祀られているそうですが、8月1日の例祭の時だけ御扉が開かれて『太元師明王』をお参りすることができるそうです。
この『太元師明王』は元々は古代インドの悪神に由来しているらしく、毘沙門天の眷属(けんぞく)だったそうです。いわゆる”従者”ってとこかな
んでもって毘沙門天が仏教に帰依した事で眷属(けんぞく)も帰依して、邪気を祓い福を招く善神に転じたんだとか
境内には立派なお神輿が祀られていました。
江戸時代の人の技術の高さが伺えますね
めっちゃ大きな”高野槙”
この神社が創建された時に植られたんだって
樹齢約400年くらいだそう
そんな神聖な高野槙の足元にはニワトリが放し飼いにされていました。
この神社で飼っているのかしら?
八幡宮では”鳩”が神の使いという事で『八』の文字を”鳩”を模したように書かれていますよね。
大崎八幡宮も一之鳥居の扁額の『八幡宮』の『八』も鳩っぽい。
長床に掲げてある扁額『大崎八幡宮』の『八』も鳩っぽい。
(検索すると長床の扁額の文字は動物で成り立っているとの記事もありました)
この二つよーく見ると
”鳩”の顔が向き合っているのと、そっぽ向いているのとに分かれてます
なんか意味があるのかなぁ