覚醒しない場合の次なる処置 | 最愛の夫は天国在住。 45歳で未亡人&ひとり親になった私と子供達のリアルライフ

最愛の夫は天国在住。 45歳で未亡人&ひとり親になった私と子供達のリアルライフ

夫は47歳の若さでくも膜下出血を発症し天国へ旅立ちました。
突然未亡人&ひとり親になった私。
闘病生活と配偶者を天国へ見送った経験や学び、手続き等そして子供達と繰り広げる濃くリアルな日々や今後の自分の人生を綴っていきます。

こんにちは、ひろです。

 ↑こちらから夫が倒れた日からの

記事が遡って読めます。

 

覚醒にチャレンジするも

なかなか目覚めない夫。

 

主治医の先生から呼吸を手助けする

人工呼吸器についての話がありました。

 

倒れて以降、夫の口に入っていた

チューブを抜かなくてはいけないこと。

 

その代わりに喉を切開して

呼吸を助けるようにします、と。

 

あまり明るい話ではないな…

 

そう思いながらも反対する理由がないので

先生のおっしゃる通りにしました。

 

切開の手術を行なうのにICUから手術室に

向かうのでその時に少し会って頂けますよ。

 

と。

 

こういうタイミングでしか夫と会えないのかと

思うと本当にコロナが憎らしいです。

 

ちなみに夫と会えたのは手術室に向かう廊下。

 

ろ、廊下かいっ!!

 

って突っ込みたくなりましたが文句言えません。

 

廊下でほんの数分会うことができました。

 

私、子供達、義両親、義兄が揃って顔を見て

声をかけました。

 

看護師さんが集合写真を撮ってくれました。

 

こんな状態で写真撮影?笑

 

とその時は思いましたが、今思うと

これも立派な思い出になってます。


夫が頑張ってきた証です。

 

手術室に入る夫を見送り手術が

終わるまで待機。


ちなみにこの手術は30分程でした。

 

その後、私と義兄だけが術後の夫に会うことが

できましたが、何を言っても反応はないです。

 

お願い、目覚めて。

 

いつまでも待っているから、目を覚まして。

 

これしか言えません。

この先どうなっていくか全く見当も

つかず、ただ待つだけの日々。


や、待ってるだけじゃないです。


いつ急変するかも分からない状況の中

色んなことに怯えながら過ごす日々でした。


この頃から、携帯電話が鳴ると心臓が

飛び出そうになる感覚に陥りました。


子供達も私の携帯が鳴るたびに


どこからの電話?病院から?

お父さんに何かあったのかな??


不安そうにしていました。


健康にもよくないですわ…


そう。体調にも影響してくるのです。


私は夫が倒れて以降、固形物が

飲み込めなくなり

(食事が喉を通らない状態)


眠れなくなり


気が付けば一週間で体重が7キロ

落ちていました。


今振り返るとよく立っていられたし

子供達のお世話もちゃんとしてたし


何より


よく生きてたな…私。


自分を褒めたいです(笑)