「あなたは特別な人です」
「あなたのここの部分はかなりレアですよ!」
そんなことを言われると、
正直嬉しい。
自分は唯一無二の存在で、
特別な存在なんだって思いたい。
私もそう思ってたことがありました。
そんな矛盾した感覚。
「特別」だと認識したい部分は、
ただの一つの個性であるだけ。
それが人より色濃く感じる部分があるか、
そうでないかという、
他者があっての視点☺️💕
本来、そこに優劣の基準なんてないはずなのに、
無意識に上下の判断基準を持っているということ。
「特別」だと思いたい心は、
自分の不足感の表れ。
実は「ちっぽけな自分」だと認識している自分に対して
そうではない「何か特別なもの」が欲しくて、
それを求め、
認めてくれる人を探す。
だけど、
唯一無二の「特別」を
求めれば求めるほど、
執着と劣等感は常に付きまとい、
プライドが邪魔をする。
そして、
「あなたは特別なんです!!」
「その◯◯はとてもレアなんです!!」
と言ってくれる人を探し求め、
自分を特別に仕立て上げるストーリーを作る。
そんなハリボテの「特別」を求める人が多いのは、
何かが足りず、
人と比べているから。
もしくは、
権力を持ち、
支配・コントロールをしたいからかもしれません。
そうやって、
自分がいかに特別であるか、
自分がいかに神から選ばれた存在であるかが
強い作用で出てくると、
おかしな宗教と化したり、
権力者となるわけです。
それは悪いことではありません。
ただ、本来、
特別なものなんてありません。
だけどみんな特別な存在です。
こういう活動をしていると、
目に見えないものを感じられる人は
「特別な人」
「特別な能力」
として捉える方が多く、
それに憧れる人が多いけど、
それを「特別なもの」として
捉えてしまっている自分の心の奥に
何が潜んでいるんだろうね?
「特別」や「レア感」もたまには良いけど、
そんなことを煽り続ける人からはそっと離れて、
まずは等身大の自分自身をしっかり受け止めてあげてね🥰
では!!!