はいたい!(=こんにちは)
「沖縄料理はヘルシーレシピ」のブログをご訪問下さりありがとうございます。
文章を書くことを生業としているためか、心動かされる文を読むと、数日間、
その言葉で頭がいっぱいになることがあります。
素晴らしい文章との出会いは、私にとっては、人生の喜びのひとつです。
そして、つい先日、久々に出会いました!
それが、子どもが読んでいた、こちらの本に紹介されていた『アイヌ神謡集』の序文です。
「冬の陸(おか)には林野をおおう深雪を蹴って、天地を凍らす寒気を物ともせず山また山をふみ越えて熊を狩り、
夏の海には涼風泳ぐみどりの波、白い鴎(かもめ)の歌を友に木の葉のような小舟を浮かべてひねもす魚を漁(すなど)り、
花咲く春は軟らかな陽の光を浴びて、永久(とわ)に囀(さえず)る小鳥とともに歌い暮らして蕗(ふき)とり蓬(よもぎ)摘み、
紅葉の秋は野分けに穂揃うすすきをわけて、宵まで鮭とる篝(かがり)も消え、谷間に友呼ぶ鹿の音を外に、円(まどか)な月に夢を結ぶ。」
一部抜粋
この詩的な一文を読んだだけで、北海道でのアイヌの人々の、自然とともに生きる豊かな生活が、まるで写真をみるように脳裏に浮かびました。
『アイヌ神謡集』が出版されたのは、大正11年(1922年)。
そして、この序文を書いたのは、当時19歳のアイヌの少女、知里幸恵さん。
その才能に感嘆しました。
素晴らしい文章は時を越えて、人の心を感動させるのですね。
100年の時を越えた出会いで、数日豊かな気持ちで過ごしていけそうです。
では、またやーたい(またお会いしましょう)
はいたい!(=こんにちは)
「沖縄料理はヘルシーレシピ」のブログをご訪問下さりありがとうございます。
数か月ぶりの更新になってしまいました。
皆様、コーディアルという飲み物をご存知ですか?
英国家庭で伝統的に飲まれている、ハーブや果物をシロップに漬け込んで作る飲み物です。
英国ではエルダーフラワーのコーディアルが特に有名!
解熱鎮痛作用があるので、ちょっと風邪気味かな~というとき、お母さんが飲ませてくれたりします。
学生時代、英国の大学に1年留学していたのですが、その時に英国の家庭ではハーブを生活に取り入れて、ちょっとした体調不良の改善に役立てていることを知り、私も好きになりました!
今回ご紹介するのは、沖縄の特産シークワーサーを使ったオリジナルコーディアルのレシピです。
9月に入り、沖縄のスーパーでも青切りのシークワーサーが店頭に並び始めました。
シークワーサーには、血糖値や血圧の上昇を抑えたり、中性脂肪を分解させるノビレチンが豊富!
疲労回復を促進するクエン酸もいっぱい!
ビタミンCはもちろんのこと、リラックス作用のあるリモネンも豊富に含まれています。
さらに、シークワーサーと相性の良いレモングラスをプラスすることで、リフレッシュ感が増してますよー!
青切りシークワーサーがお店に出回り始めたので、手に入る方は是非お試しください!
オキナワンハーブコーディアル
[材料]
皮を剥いた青切りシークワーサー 1キロ
氷砂糖 1キロ
乾燥レモングラス 大2
[作り方]
① シークワーサーの皮を剥き、半分に切る。
② 保存瓶に、シークワーサー、氷砂糖、レモングラスを交互に入れる。
③ 冷蔵庫の野菜室などで、時々上下を返したりしながら、1か月ほど保存してください。氷砂糖が全部溶けたら完成です!
水で割っても、炭酸で割っても、お湯で割っても、美味しくさわやかなコーディアルが楽しめますよ!
美味しく、楽しく、毎日の生活を彩ってくれること間違いなしです!
では、またやーたい(またお会いしましょう)