ばかものよ | うつ・不安感をスーッと解消して子育てや人間関係を楽にする生き方

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みなさん、こんにちは!
心理カウンセラーのバーバラこと
植前和代です!





沖縄、寒いです!!
39年ぶりに雪が降るのでは・・・
と言われています。


昨日沖縄でも
雪が降った~っと
画像がアップされていましたが、
実際のところはどうだったのかな?


それでも、沖縄で
雪が降るなんて!!
びっくりポンだす。


さて、今日は
詩人の茨木のり子さんの
詩を紹介します。


自分の感受性くらい
         茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ



茨木のり子さんの
詩は有名で教科書にも
のっていたりするそうですが、
私は恥ずかしながら
昨日はじめて知りました。

【凛とした強さ】
を彼女の詩から感じました。

人は嫌な事や
うまくいかない事が
あると、

人のせいにしたり
物のせいにしたり
時代のせいにしたり
しがちです。

しかし

自分にふりかかった
問題をいつまでも
自分以外の誰か、何かの
せいにしても問題は
なかなか解決しないものです。


誰かや何かのせいにして
責め続ける人生は、
自分の人生を生きている
ということでしょうか?


【自分の人生は自分で創る】

そういうことを感じた詩でした。