【続々】ナイファンチ初段 | 沖縄の空手道と古武道をかながわで

沖縄の空手道と古武道をかながわで

小林舘協会は沖縄空手本来の技術を追及しています。

試合に使えるような技ではないので試合はありません。
いざというときに使う技を、楽しく、シビアに稽古しています。

そんな稽古をしたいというあなた、いつでも体験入門にお越しください。

from いんなん

 

土曜日は朝日カルチャーセンターさまで空手講座でした。

 

この日、猫足さんが手伝いにきてくれました。

そして、講座が始まる前、ロビーで、

『これを教えないとだめでしょう!』

と。

 

わたしは、かなり難しいと反論したのですが、

猫足さんが強く主張するのでやってみることにしました。

 

結果は、

参加者のみなさん、

ナイファンチの奥深さを痛感したようです。

 

1人の方は、『忘れないように考えていた』とのことでしたが、

目線が何度も遠くなっていました。

 

 

その内容とは、表現が難しいのですが、

力を通すということです。

 

まずは、相手に前腕をしっかり掴まえてもらいます。

そこから腕に力を入れないように気をつけながら、

掴まれているところに体重をかけます。

これをやると、指に力が入る人が多いです。

しかし、腕にも手にも指にも力は入れません。

 

これができるようになると、

下向きに体重を使うことができます。

 

重力があるんだから当たり前だと思いますよね。

ところが、余計な力が入っていると、

うまく体重が使えないんです。

 

体重が少し使えるようになると、

さらにしっかり体重を使うための身体の操作ができるようになります。

 

なお、わたしたちは不思議な力は使っていないので、

筋肉もしっかり使います。

 

しばらくすると、肘から先に体重をかけていく感覚が出てきます。

この感覚がでてきたら、力を出す向きを横向きにします。

つまり突きです。

 

できてるかどうかの判断方法は、

突きの準備をした姿勢で、相手に前腕にしっかり掴んでもらい、

それを押し返せるかどうかです。

 

もちろん体重がある方が有利ですが、

20~30キロ差くらいだったら押し返せるはずです。

 

 

ここで、

前腕に力を入れないんじゃなかった?

と気づいたあなた!鋭い!

 

 

前腕の操作は別にあります。

 

先ほどの威力を、

用途に応じて使い分けます。

 

突き込むなら、拳にしっかり伝えます。

武器なら、武器にしっかり伝えます。

取手なら、接触しているところにしっかり伝えます。

 

それぞれに細かい説明がありますが、

それは、次の機会にします。

待ちきれない方は、過去の記事から探し出してください。

 

 

そして、これができてくると、

足、特に踵で力を出す感覚が出てきます。

 

その力を出し続けたまま、左右に動くのがナイファンチの型です。

 

という感じで、

話がどんどん発散していくような内容を

1時間くらい掛けてやりました。

 

とても重要なんです。

横移動とか難しすぎて、

移動できなくなるという人、結構多いです。

 

それくらいの感覚が当たり前になるくらい稽古します!と伝えると、

参加者の目線が遠くなり、乾いた笑いが、、、

 

猫足さん、

だから言ったじゃないですか!

 

でも、空手講座のメンバーは、

とてもたのしそうだったので、よかったです。

 

 

このような内容に興味のあるあなた!

お気軽にこちらからご連絡ください。

http://ameblo.jp/okinawa-syourin-kanaga

wa/entry-11457016516.html

 

 

 

まずは軽めに体験したいというあなた、

さまざまな技術と学びが詰まった沖縄空手講座で、

その魅力を体験してください!次回7/20(土)です。

沖縄空手 | 横浜教室 | 朝日カルチャーセンター (asahiculture.jp)

 

 

 

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沖縄空手道小林流小林舘協会 神奈川支部

印南 雅隆

 







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▼ 稽古日・時間
【 厚 木 道 場 】毎週日曜日 10:00~12:00
【 横 浜 道 場 】毎週水曜日 19:00~21:00
【湘南茅ヶ崎道場】毎週土曜日 19:00~21:00

詳しくは「今月の稽古日」でご確認ください。

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