ひとり言。。。 | 沖縄の空手道と古武道をかながわで

沖縄の空手道と古武道をかながわで

小林舘協会は沖縄空手本来の技術を追及しています。

試合に使えるような技ではないので試合はありません。
いざというときに使う技を、楽しく、シビアに稽古しています。

そんな稽古をしたいというあなた、いつでも体験入門にお越しください。

from いんなん

 

日曜、
の内容を書こうかと思ったのですが、
内受けについてひとり言。


わたしの受けが柔らかいという人は
たしかに多いです。

それを目指して、
柔らかく、
ぶつからないように
受けようとするメンバーも
少なくありません。

突きを受け流された方が、
『力がぶつかってるんだよね。
先生のはぶつからないし、
柔らかいんだよね。』

わたしのコメントは、
『受け流せたならいいです!』

『受けは、まずぶつけます。
そうすると相手の腕から力が
伝わって来るので、
その力で小手が回り、
相手の力が逸れます。

受け手の肘は相手に向かって
まっすぐ突き出します。
そうすると、
その結果、基本の位置に来ます。』

という感じ。

しかし、ほとんどのメンバーは、
『もっと柔らかいんだけどなぁ』
と、柔らかい動きを模索します。

腕もぶつかり合って、
痛くなるので、
自然に手加減をし始めます。

相手の力を利用するのに、
相手が力を抜いたら
どんどん難しくなります。

力は若干弱くなっても
ぶつけ合ってる
ことに変わりはなく、
さらに痛くなります。

しばらくすると、
最初からずれた方向を
突き始めます。

でも、本人たちは、
柔らかい受けを目指して、
柔らかく受け流そうとしています。

もちろん、わたし、
ずっと言い続けます。
『まずぶつけて!真っ向勝負!』
と。

でも、
柔らかく動きたいんでしょうね。
ラクだし。

もう6〜7年前のことですが、
技術解説テキストを作ったことが
ありまして、

その中でわたしのイメージを
説明したことがあります。
そのイメージを紹介します。
人混みに逆らって歩くとき、
しっかり踏ん張って、
人をかき分けつつ、
隙間に入り込みながら
進みますよね。


受けの話も同じです。
相手はあなたを
攻撃してくるんですよね。
そんな簡単に
避けたり捌いたりできる
わけがありません!


万全の体勢でも、
負けるかもしれないのに、
力を使わずに
フワフワ捌けるなんてこと、
ありません!

もう一つ、
よく言ってた例えを。

 


悩ましいときは、
振り切った方がわかりやすいです。

なので、
本当に理想的な動きができれば
力を使わずに相手の突きを
そらすことができるというなら、

ゆっくり突っ込んで来る車に
固定されている丸太を
受け流してください。

少なくともわたしはできる気がしません。
チャレンジもしません。


こういう例えをしても、
やはり柔らかさが好きな人は、
柔らかさを求めるようです。

柔らかさを求めるのではなく、
わたしの受け方を身につけようと、
わたしの言ったことを
そのままする人は、
もちろんすぐできてます。

その人を見て、
柔らかいよなぁ、、、

と決意を新たに、
柔らかい受けを目指すメンバーもいます。


気づいてほしいです。

 




こんな感じで、

地味に伝統文化を身につける稽古に興味のあるあなた!

こちらからご連絡ください。

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沖縄空手道小林流小林舘協会 神奈川支部

印南 雅隆

 









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▼ 稽古日・時間
【 厚 木 道 場 】毎週日曜日 10:00~12:00
【 横 浜 道 場 】毎週水曜日 19:00~21:00
【湘南茅ヶ崎道場】毎週土曜日 19:00~21:00

詳しくは「今月の稽古日」でご確認ください。

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