前回の記事は下記から↓
自己紹介（前編）
顔面麻痺を起こしたキッカケで
栄養の大切さを知ることができました。
食事や栄養の知識は、
頭痛専門サロンとしての柱の一つです。
実は、顔面麻痺だけではなく、
その後の出来事も
サロンの方針、
健康を考える上での重要な
ポイントがありました。
病院を辞めて、
パートをしながら
サロンを展開していましたが、
うまくいかない事に
プレッシャーを感じ、
自分を卑下し、
周りに嫉妬し、
どんどんストレスを
溜め込んでいきます。
顔面麻痺の経験があるので、
ストレスを感じている事も
認識していました。
でも、家族もいて、
家庭を支えていかないといけない
という想いから、
「止まるわけにはいかない」
「逃げるわけにはいかない」と、
自分に言い聞かせ、
さらに自分の心と身体にムチを打って、
頑張らせていました。
すると、次第に疲れやすさを
感じるようになってきて、
最初はなんとなく感じていたものが、
どんどん強くなっていき、
ひどい時には午前中の
パートに出ただけで、
帰宅したらグッタリして
そのまま倒れ込んでいました。
しばらくは起き上がれなくて、
食事もとれません。
実はこんなんだったんです。。
強がってなのか、
無駄なプライドなのか、
色々あって
表には出せませんでした。
変な強がりは心身にとって
良くないことを改めて学びました。
良し悪しはおいといて、
今になって思うのは、
小さい頃から、
家庭や学校、
サッカーを通して、
「止まるわけにはいかない」
「逃げるわけにはいかない」
という思考が知らないうちに
染み付いていったように
感じます。
無意識のうちに
止まったり、逃げたりすると
・自分が堕落していきそう、
・家庭が崩壊する
と思い込んでいたのかもしれません。
妻には、
「私に働いてもらおうとは思わなかったの？」
と言われましたが、
まったく考えなかったですね。
こういう時こそ頼るべきだったのかもしれません。
今では、
・「うまくいかない時は一旦立ち止まろう」
・「自分を守るためにも逃げるのもOK」
って思っていますし、
相談に来られる方にもお伝えしています。
また、妻にも頻繁に相談したり
サポートも依頼しています。
自分が良い意味で変わったなと
思いました。
今は歳を重ねたからか、
やっと表に出せるようになりましたよ。
でも、まだまだあります。
金銭的にかなりピンチな
時期がありました。
毎月の生活費や
実家のローン、
仕事の事等、
日々悩まされていたある時、
夜中に急に
吐き氣で目が覚めて
トイレに行き、
そのまま激しい嘔吐。
これが１時間以上続く。
吐き切って、部屋に戻って
一旦眠りについても、
また吐き氣で目が覚めて
またトイレで…。
繰り返していると
胃には何も吐き出すものがなく、
胃液まで出てくる始末。
胃液で喉の奥が
炎症を起こしてしまい、
痛みも出てくる。
朝起きる頃には、
お酒を飲んでいないのに
二日酔いのような
氣持ち悪さが残っている。
これが毎週やってきて、
数ヶ月続いた。
パートに出かける
運転の途中でも
吐き気に襲われて、
途中で車を停めて
嘔吐したりもしました。
身体は疲れ果てて動けず、
毎週末は吐き氣・嘔吐に襲われる。
これはとても苦しかった。
就寝前には、
吐き氣・嘔吐の恐怖感が
湧いきて無駄な緊張感がある。
終わりが見えないから
精神的キツさがあった。
「またあの吐き氣と嘔吐に
襲われるかもしれない…」
顔面麻痺の時は
これまでの自分の健康観を覆された
ショックが大きかったけど、
この時は、
吐き氣・嘔吐はによる
身体的なキツさと同時に、
恐怖感という精神的にも
大きなストレスを抱えていた。
『ストレスの9割はお金と人間関係』
とは言うけど、
お金が絡んだ精神的ストレスは
かなりキツいですね。
このお金の問題は、
その後徐々に解決されていきました。
身をもって体感できたのは
とても良い経験でしたが、
できれば二度と経験したくない。。
苦しい経験をしてきた程、
その後に飛躍する方が多い氣がするので、
自分も飛躍できると思って、
日々成長でいるように努めます。
これからもまだまだ色々と経験すると思いますが、
経験や学びを活かして、
相談に来られる方々への
サポートができるように
つなげていきますので、
楽しみにしていてください。
これからも
『栄養と身体のサポート まごころぎふと』を、
どうぞ宜しくお願い致します。
栄養と身体のサポート まごころぎふと
分子栄養学カウンセラー・理学療法士
上原 一平
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