カメラ きむらまことうどん屋への道[70] | 大木戸うどん 木村真のブログ

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大木戸うどんの次男、木村真のブログです。
香川、福岡、両店の季節ごとのお知らせを中心にアップします。
時折、きむらまこと個人の想いを綴ることもあります。

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大木戸通信No.101

2018年2月号より

 

 

【カメラ】

 

 

今月も書きます。

「きむらまこと」の生い立ち。

 


大学を卒業後、

新卒の会社員

(なんとな~く決めた、土地家屋調査の会社)

になった木村青年。

 


初めてのことばかりで、

覚えるべきことがたくさんあって、

仕事を選り好みできる身分ではありません。

 


でも、コピーはキライでした。

 

 

眠くなりますから。

 


パソコン仕事もイヤでした。

 

 

目がシパシパしますから。

 


住宅の外壁の素材や、

立ち木の種類も、

覚えたくありませんでした。

 

 

興味がありませんでしたから。

 


車の運転にもまだ不慣れだったので、

現場に行ったり、

おつかいに出されたりするのも、

好きではありませんでした。

 


(ホント、申し訳ないくらいの

ダメダメ新入社員でした。)

 


しかし唯一、

そんな僕でも

興味を覚えた仕事がありました。

 


それは、カメラです。

 

 

家屋調査では、

建具の隙間や、

内壁のクラック(傷)、

言語での説明が難しい装飾・置物、

などを

写真に収めなくてはなりません。

 


これに、

当時はマニュアル式のカメラを

使っていました。

 


このカメラは、

ファインダーを覗くと、

1本のズレた縦線が見えます。

 

 

左手でレンズを回して行くと、

その縦線が

キレイな一直線になる所があります。

 

 

それが、ピントがあっている証拠。

 


その瞬間にシャッターを切ります!

 


『カシャ。』

 

 

という乾いた機械の音が、

なんとも心地イイ。

 


しばらくは、

フィルムが入っていない状態で

練習をさせてもらいましたが、

その練習だけは熱心にやりました。

 


現像した写真に写っているのは、

ほとんどが壁やブロック塀。

 

 

それでも、

キレイに撮れていると、

嬉しいものでした。

 

 

 

 

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フィルム交換 きむらまことうどん屋への道[72]

 

 

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